日だまりに咲く

2007年01月05日(金)

道を歩くでしょ

舗装されていたり 砂利道だったり
獣道かもしれないし レールが敷かれているかもしれないし
もしかしたら道すらないのかもしれない

その先にね 何があったとしても
その道を歩くって決めたのは自分なの
みんな みんなね

なのにさ 歩き始めると 選択した自分の最初の意志すら忘れて
何かしら言い始めるんだ 人ってのはね

ぬかるんでるから歩きづらいとか
靴のサイズが合ってないとか
今日は気分がのらないとか
お腹が減って動けないとか
坂道がキツくて足が上がらないとか
向かい風だから進めないとか
歩くことに慣れてないとかさ

そうして 時にはその道自体否定したりもする

あなたが誘ったからこっちに来たのにとか
道しるべが間違っていたんじゃないかとか
本当はここにいるべきではないとか
こんなはずじゃなかったとか
自分以外の何かが 間違ってるんだってね

本当にそう?それでいい?

気付こうよ どんな時もその道を選んだのは自分だってことをさ
遠回りでも損ばかりじゃないって
今歩いている道が確実にそこにあるんだって

道が違うって思ったなら 方向転換もいいじゃない
道が見当たらないなら 切り開いていけばいいじゃない
大変かもしれないけどさ 面倒かもしれないけどさ

大丈夫!間違ってなんかいなんだよ
いま居るこの道が まぎれもなく自分の道
振り返って見てご覧よ
確実に自分の足跡が道を作り歩んできているんだから

せっかく自分の足で歩いてきた その時間と経験を
「違う!」なんて思わないでさ
足腰強くなったなぁって自分を褒めてあげながらさ
疲れたら休めばいいし 時々景観を楽しんで
そこからまた歩き出せばいいんだって

歩ける自分であるって幸せを
しっかりと感じながらさ
大地に着いたその足で 地面を踏みしめて行こうよ

人生ってものもさ 自分で歩んでいける道なんだよ
鍛えた足は 置き換えれば心かな
自分自身で歩くんだって決めて生まれてきたんだからさ
誰かに委ねた生き方じゃなく
自分の意思で 前に進んでいくんだよ
よくここまで歩いて来たなぁって
自分をしっかり褒めてあげながらね


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里伽 [MAIL]