実家にある物置とカーポートを撤去するという話を聞いて 物置の片付けに行った。
亡き祖父の鼓や釣具、掛け軸などがあったり 超高級な書籍類、はたまた のし付きで 箱から出されることもないままの毛布やシーツ。 妹達の幼少期の絵や写真が出てきたり。 処分するもの、しないものに分別して 不要なものをレンタカーを借りてゴミ処理施設へと運んだ。 往復2回。結構な量だ。
古い家を建て替えるときに入れたもので もう随分な歳月入れたままになっていた。 古いものを大切にすることも必要。 でも埃を積もらせたまま、ただ放置されているだけなら しまわれたまま色あせて、染み付いて ただ取っておくだけでは何も意味がない。 思い出を越えて前進する。 新しい風を入れることも必要になってくるんだ。
祖父の面影を追いつつ、物置の中の 様々なものに別れを告げた。
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