日だまりに咲く

2004年06月20日(日) 警察と自転車

先日盗難被害にあった自転車の、発見と受取りの調書を作る為に
お昼頃に警察官が我が家にまた訪れた。

前回作っていた書類ではなく、正式な書面はまた別物だそうで
手書きで細々と、家族構成から書き上げていった。
警察のお仕事って大変なんだね〜
盗難届を出したばっかりにお仕事増やしちゃってごめんなさい(^-^;
って感じです、ホント。見てると大変そうなんだもん。

一通り書き終え、読み上げて確認を取った後は
発見があった現地へ向かうことに。
調書作るだけでも小1時間かかってたのに、現地確認もあるのか。
ご苦労さまですm(_ _)m
家の近所ということもあって、私は自転車、警察官はパトカー。
現地確認の後、そのまま署へ戻りますので、と言ってみえたけど...
我が家から200〜300mの距離、
歩いて行くとか一緒にパトカーで行くとか
何か移動する方法を考えた方がよかったのではないかしら。
パトカーの前方を猛ダッシュする私って
かなぁり格好悪かったかも(* ̄m ̄) ププッ

午後から買い物に出かけて、帰宅する途中に
旦那さまと子供達が先日ザリガニ捕りをした場所に案内してもらった。
そういえば私も小さい頃にはアレコレと網持って捕まえてたなぁ。
何しろヤンチャ娘だったので、ご近所のチビさん達を従えて
男の子さながらに昆虫採集や探検をしてまわってたわ。
小用路を覗き込んでザリガにを見つけて笑顔になるサトを見て
自分の小さい頃を思い出していた。

「あっちに自転車が落ちてる」
と、旦那さまが見つけた溝に落ちた自転車。
あらら、この間のサトと同じような状況だ。
引き上げて、防犯登録ナンバーを携帯で撮って
「警察、知らせに行こうか」なんて話しをしていたら
「僕みたいに盗まれた自転車?」
サトが心配そうに聞いてきた。その顔をジッと見ていたら、
盗難にあった時の残念でとても悔しい気持ちとか
見つけてくれた人への感謝の気持ちとか
見つかってすごく嬉しかった気持ちとか
いっぱい思い出してきて、帰宅する時に派出所経由で帰る事に決めた。
この自転車の持ち主も悲しんでいるんだろうなぁ。

子供の自転車も、みつけて溝から引き上げてくれた人がいたから
それ以上破損等の被害に合う事はなかったんだし。
早めに通報してくれたからこそ、盗難の翌日には手元に戻ってきたんだし。
誰かに助けられたお陰で、今また子供が自転車に乗れるって考えたら
その落ちていた自転車も、きっと持ち主が探してるんじゃないかなって思った。

派出所の入り口を入ると、昼間に我が家に訪れた警察官と
他にも7、8人の警察官がいて
自転車の落ちてた場所のことを告げると
「すぐに確認に行ってみます」と地図で位置を調べてくれる。
溝から引き上げただけで、持ち込むことはしなかったから
「拾得物」として届ける必要はなく、書類はなかったけどね。

そして夕方、我が家にまたまたその警察官が訪れて
自転車の持ち主がみつかり、無事に所有者が持ち帰ったことを
わざわざ知らせてくれたのよ。
なんて丁寧な応対なんでしょうね、電話で済む事でも
きちんと伝えにみえるなんて。

防犯登録をした自転車の購入者と今の所有者は別だったらしく、
譲ってもらった今の所有者は外国の方で、
この自転車を少し前に盗まれてしまってたそうです。
みつかって非常に喜んでおられました、と。

交番なんて免許証の書き換えくらいしか利用しないけど
今回は何度かご縁があって(笑)
ちょっと見直しちゃったなぁ、怖いイメージの警察官を。


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里伽 [MAIL]