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2002年10月20日(日) GODDESS OF VICTORY

勝利の女神を読んで

日向 葵


なんかね久し振りに勝利の女神を読んだ。借りたその日とかにも読んだんだけど今日は一気に最初から最後まで読んだ。なんか泣いてしまった。しかも号泣。なんでかなぁ〜って思ってもわかんない。

ただ関係ないけど塾の先生になりたいなって強く思った。学校の先生もいいけどさ、先生っていう立場になっていろんな事を教える事が出来たらいいなって思った。そう勉強ももちろんだけど人間っていうあいまいなものについて、成長を助ける事が出来たら最高だなって思った。

私がなりたいのはどっちかっつーと片桐先生。もちろん比べているのは康平先生なんだけど。普段の私の性格は自称康平先生より。でも片桐先生になりたい。一番いいのは二人のいいところをそれぞれ取り入れた先生なんだろうけどそれはムリな事。

私は現実の厳しさを知り、それを教える事のできる人間になりたい。表面上は冷たく見えても本当は暖かい人間。なれたらいいなって思う。

感謝されたいとは思わない。でも、喜ぶ笑顔は見たいし、生徒が夢をかなえる手伝いをしたいと思う。きっとその夢が実現したら私も嬉しいから。一緒に喜び悲しむ事が出来たらいいね。でも感情に流されるのではなくて真実を受け止め分析も。

どんな人生を送ってきたとしても生徒よりは長く生きてきた人生。
年寄りが偉いとは思わないけど、人生の先輩として道を見つけていきたい。
よりよい道を。

そう、最後の授業。
あれはドラマの時も泣いた。
山の話。


道がそれても上へ向かっている。そう、一度はまっすぐ進めても途中でそれてしまうかもしれない。受験に失敗して遠回りする事になった人生もあるとき頂上へ一番早い道を辿るかもしれない。

人生はわからないよね。
自分が選んだ道が一番いい道かどうかってことすらわからないのだから…。

教師は生徒と一緒に成長するものだと思う。
ただ生徒のほうがその速度が速くて、なんか置いていかれる気分になっちゃうかもしれないけど。


そして考え方も変わるだろう・・・・・・


日向葵