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「時をかける少女」/筒井康隆
2006年09月22日(金)

 今日も特に書くことがないので、先週土曜日に読み終えた「時をかける少女」の感想。

 ってか短編だったの!? という前置きはさておいて、可もなく不可もなく普通?って感じ。というのも、メディアミックス化されているこの状態で(さらに、作者が筒井康隆ということもあって)、かなり面白いものだと勝手に期待していただけに、普通だったからがっかりしてしまったのかも。
 もともと少年少女向け(ジュブナイル)作品という位置付けだということを考えると、文章はちゃんとしているし、そのころの子供たちの心をちょっとだけくすぐるうまくまとまったストーリーだと思う。ちょっと恋愛感情の導入が急すぎるとは思うけどね。

 これだけ単純かつ面白いものだからこそ、映画化やドラマ化という他人の手によって、さらに成長する物語なのかもしれない。そう考えてみると、この「時をかける少女」の面白さは底知れないもののような気がする。


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