木々の梢
君には聞こえているのか
僕の叫び声が
僕の心の囁きが
僕はいつだって君を感じていたい
木々の梢が風を感じるように
風は木々を包み込み
木々を叫ばせ 囁かせる
生を実感する詩を奏でる
だが 木々と風が触れ合うのは
その詩を奏でる時のみ
あぁ 僕はなんて無力で臆病者なのだ
地に立ち尽くし君が飛んでくるのを
待つことしか出来ない
君に何もしてやることが出来ない
あぁ 青く澄んだ空を駆巡りたい
君と一緒に駆巡りたい
いつも君を感じていたい
君には聞こえているのか 僕の叫び声が
僕の心の囁きが
僕はいつだって君を感じていたい
木々の梢が風を感じるように
|