ぴょんきち活きる、生きる道
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2003年12月19日(金) 素・日記

師走に入って先週まで、けだるく業務をこなし、残業もしないで帰宅し、
「はぁ。モチベーション低っっ!!」と独り言をつぶやいてしまう危機的
状況だったのだが、「今年の仕事は今年の内に」と思い直し心を入れ替え
て仕事に取り組んでみると、やんなきゃいけないことがでるわ、でるわ。
また違う意味で危機的状況に追い込まれてしまった(汗)がーん。
まぁふぬけに仕事をしていた自分に責任があるのだが。

営業の仕事をしてもうすぐ2年になるが、私の営業を一言で言うと、
「なんでもやさん」って感じだ。しっかり読んだことはないけど、
本屋とかでよく置いてある営業向けビジネス書には
「何でも屋にはなるな!!」と書かれているかもしれない。
でも、そもそも私の会社には、私が入るまで女のちゃんとした
営業はいなかったわけで、すべてがゼロからのスタートで、
自分のポジションは自分でつくれって感じで、なんでも営業に
役立つと思ったことはやってみる、というスタイルに自然になって
いった。なんでもやさんじゃなくて、なんでもやってみるやさんかな?

外で叫んだりもする。

お得意先のスーパーの店先で「いらっしゃいませぇ〜!!」と
声を張り上げながら、商品の試食販売をする。やるまでが憂鬱だが
やり始めるとけっこう楽しい。無視されようが一瞥食らわせられ
ようが自己満足の世界。これも慣れか…
ガスコンロでお湯をグツグツ沸かして、その中にボイリングパックの
ままの冷凍和惣菜をぶち込む。外は寒いから湯気がもうもうとたつ。
「温めるだけでできてしまう和食材です!!お正月の一品にぴったり!
あったかいうちにぜひお召し上がりください!!」とひたすら叫ぶ。
面白いように売れたりするのでまたさらに気をよくしてさけぶ。

会社で叫ぶときもある。

マイナス20℃設定の会社の冷凍庫の中で、
全国に送る商品のサンプリング作業をひとりでちびちびとやる。
温度が上がるのを防ぐため、冷凍庫の入り口のドアを閉めての荷降ろし。
「ぎゃー寒っみーよ、バカヤロウ!!!」
一人密室の中で叫ばずにはいられない。

ここまで叫ぶことが多いとうっるせー女だな、と思われるかもしれない。
実際うるさい女なのかもしれない。常にハキハキしてようって仕事では
心がけているから。でも実は心はいつもビクビクもんなのだ。

そのギャップに、心底疲れてしまうときもある。。

新聞配達してたときももっと楽がしたいって思ってたし、
今も仕事をしてて疲れちゃうともっと楽に仕事がしたいって思うけど、
どんな仕事にもほんとうの楽なんて存在しないような気がする。
要は適度な手の抜き方なのかもしれないなっと最近思うし、
忙しくても、仕事に対する考え方次第なのかもしれない。

ほんっと色々あるけど、もうちょっと走り続けてみようかなと
ぼんやり思う。





ぴょんきち