再チャレンジで時間ギリギリに駆け込んだらチケット売り場が長蛇の列で、結局字幕回には間に合わず、次の吹替え回の切符購入。
あーまだお盆休みなんだ…コミケ遅いからどうもピンと来なくて、とすっかり自分の中でお盆の感覚が狂っている。

今回主役がネズミと人間、舞台はフランスの田舎とパリのレストランで設定は馴染みやすく、ネズミが非常にドブネズミドブネズミしているのが、生理的に苦手な方には不向きじゃないかなと思ったが毛並みなどふわふわ／ぐしょ濡れ／生乾き／やさぐれとキッチリ描き分けられていてすごい。
それに料理やワインの旨そうなこと。うぉー漫画でしか見たことが無い「シャトー・ラトゥール」だ！ちゃんと褐色がかっててヴィンテージだって分かる！ラストに出てくるスペシャル・ラタトイユが食べたい！

結局今回も「凄いぜピクサー！」な映画だったけど、ただ今までの作品のような『ＣＧがどーこう言うより前に、細部まで練りに練られた完璧なストーリーバランス』はいまいち…と思っていたら途中で監督が交代した上18ヶ月で製作したらしい。納得。

さーて来週戻ってくるまで吹替え版上映してくれるかなー。だって向うのVCにイアン・ホルムとピーターオトゥール様が入ってるんだよ！

純正デズニーの新作らしい「魔法にかけられて」（だったっけ）の予告を見ると、自家パロみたいなバカ映画っぽくて珍しく「これは観たいかも」と思ってしまった。

鑑賞後とてもお腹が空いてしまったが、ゴージャスな西洋料理とワインは日曜のお楽しみとして、今日はコミケに備えて健康第一、ブリの塩焼きに炙り舞茸、モロッコいんげんのゴマ和え、みょうがともずくの三杯酢。