よう〜〜やく近所のシネコンに観にいけた時にはもう一番ちっちゃいスクリーン送りになっていて、関係者向けの試写会気分。
大昔に76年のリメイク版を観たときは、子供だったので造形がちゃっちいとかは全く気にならず、しかしなんかコングがえっちいなあと思っていた。コングが今はなき貿易センタービルから墜落した時は単純にコング死んじゃってカワイソーと思った……ような記憶がある。
さて今回はというと、コングを捕まえて見世物にするカールが不遇で野心家の映画監督という設定だったせいで、ついカールに肩入れして見てしまい、原住民のシーンや恐竜のシーンなど「ここ撮影しとかなきゃ!」と思ったり、カメラがぶっ壊れてフィルムがパーになった時は大いに同情したし、ブロードウェーでショウをぶち上げ株主と共にフラッシュあびてウハウハ、のシーンでは素直に良かったねえと思い、コングが大暴れして逃げた時は、ああ折角のショーが!と残念に感じてしまった。
皆をあぁっといわせる映画を作りたい、死んだ仲間と遺族のためにも成功させたいというカールの気持ちは一途だし、録音技師のおっちゃん(密かに気に入っていた)を必死で助けようとしたのも本心、折角撮ったフィルムがパーになったことで、じゃあ本物を連れ帰って見世物にして大もうけ!と路線変更したのも、利益よりとにかく栄誉と成功が欲しかったんだろうと思えて、うーんアンとコングがもうちょっと協力的だったら、って無理か。
ナオミのアン・ダロウは頑丈でしぶとく適応力があり、軽業も出来るだけあってラスト近く、柵も何にもないESビルの天辺でジャックと勢いよく抱き合ったりしてスゴかったー。こっちは見ているだけでガクガクだったのに;
ところでこの映画、字幕が『あの』戸田奈津子で(伏せてやんねえ)まあそんなに凝った台詞はないので比較的普通に観ていたら、最後の最後で大ポカをやらかしていた。(やっほーのトップレビューでも言及されてたので割愛) 確かにカールがアンとコングの"Beautifu..."というやりとりを知ってる筈がないんだけど、なんかこうもうちょっと、観客に「ああそうか」と分からせる工夫は出来なかったもんか。
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