母が知り合いに京都市内の町家を使った展示会の招待状を貰ったので、一緒に行こうと誘われる。 元は呉服商だったという建物は結構複雑な平面プランになっていて、建具もまだまだしっかりしているし庭のしつらいも素晴らしい。説明役の人が、京都では普段畳は上縁を敷いて傷まないようにし、塗りの床框や欄間にも覆いをかけて特別な日にだけ外すようにした、かようにハレとケの日との区別を大切に……などと説明してくれたけど、半分京都人の血筋から言わせて貰えばそれは単に普段は倹約一方でケチ臭い(良く言えばつつましい)ってことやおへんか。
そんで肝心の展示品だけど、失礼ながら場所負けしてほとんど印象に残らずじまい。悪いけど場所と演出に凝りすぎて滑っちゃいましたーって感じー<と帰りしな母親にこっそり吐き出したらば、微妙な顔をして否定はしなかった。
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