| 2005年05月10日(火) |
真のtravelerとは |
たまたま目にした「めざましテレビSP」で、80代の稚内在住のおじーちゃんとおばーちゃんが、スペインのサクラダ・ファミリアで仕事している息子を訪ねて初めての海外旅行(しかもフリー)!という企画をやっていた。
ほんの一部しか見てなかったのだが、迷いながらもサクラダファミリアに辿りつき、売店の日本人女性に息子さん夫婦の住所を教えてもらい、アパートの戸口に到着、ドアを開けて交わした親子の会話は「どーしたの突然」「突然来ちゃったよお〜〜」とかいうものであった。ハグもなくキスもなく、「なんか恥ずかしいねえ」と話しながら次第に目を赤くしポロポロ涙を零しあう息子さんと老夫婦。こりゃヤバイーと思ったら案の定geezerスイッチが入ってもらい泣きしてしまった。 『はじめてのおつかい』よりズルイよこの番組。
TV撮りしてるので当然局の人間もついているのだが、サクラダへ向かう地下鉄を乗り過ごした夫婦は二駅隣の駅で降りてしまい、引き返す前に通りがかりのカフェで休憩、本当は果物ジュースが欲しかったらしいけどメニューが分からず、「アイスクリーム」と頼んだところ来たのは「アーティーチョーク」だった。
それだけ食べてウマイのかどうかナゾなその料理を、じっちゃんは「へっへっへ(参ったなあ)」と苦笑いしながら食べ、それから尋ねに尋ねて今度は正しい駅で降りて行った。
スケジュール完璧全てオマカセの団体旅行はもちろん、現地で友達に案内してもらえる人、本やネットできちんと下調べして来た人、現地の言葉はばっちりで何の苦労もなく動ける人etc,よりもある意味このご夫婦は『トラベル』しているなあ、とトテモ感心してしまった。 ちっとぐらい降りる駅を間違えようが店で思ったものを注文できなかろうが「へっへっへ」で済ませてしまえばそれで良いのだ。カフェのアイスクリーム(スペイン語ではheladoという由。そりゃ通じんわ)がどんだけ美味しくとも、「へへへ」と苦笑いしながらつまんだアーティチョークより思い出深いものにはならないだろう。
……しかしこんな事をM子さん(今度また一緒にイタリアに行く予定)に話したら凄くイヤな顔されるかも(^^;
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