アレキサンダーは今度の週末に行くとして、「オペラ座」を見たかったのだが時間が合わず、ジョニデ目当てでオスカー候補作品の鑑賞。
なんだか久しぶりに被り物も濃ゆいメイクもしていないジョニデが出てきて新鮮だった。それにスリーピーホロゥでも思ったが、この人はこういう前時代的なヘタレ貴族っぽい役柄がとてもよく似合う。(日本でいうならチョンマゲの似合う役者さんといったところか。ついでにLotkの藻さんや豆さんは、その点からするとやっぱりどっか現代人のカオをしているとおもう)
ピーターパンという作品が生まれるきっかけになった少年達が、夢見がちで無邪気で頑是無いお子様ではなく、迫り来る現実に否応無く成長を強いられて、むしろ大人になろうと頑張っている少年であったことはとても納得がいく。長男君が祖母に向かって「ここは僕達の家だ」と干渉をはねつけるシーンは、えげれすの男系社会(子供であろうと家長)の根幹を見た気がした。
世俗的な作家妻(しかしイイ家の奥様は自宅でもしゅすのイブニングとか着ていてスゴイ)や未亡人の母親の言動もけして理不尽ではなく、むしろもっともな事として描かれていて、いくらスバラシイ事でも作家先生の夢や理想はあちこちで齟齬を来たしてしまう。そういう時のジョニデのやるせなくいたたまれない表情が実にヨロシイ。
この作品が彼のベストってことではなかろうけど、オスカー獲れるといいな。
【以下吐き捨て】 ところで映画館で隣に座っていた、それなりの年齢の落ち着いた感じのご婦人がちょいちょい携帯で時間を確かめていて、3度目で我慢出来ずに「スミマセンが携帯を覗くのは止めて頂けますか」と頼んだら、それ以後は止めてはくれたが「気になりますか?」と聞き返された。上蓋全開にはしてなかったので一応コッソリと気を配りつつ(けっ)見ていたつもりだったよーだけど、気になるから注意したのに決まってんじゃんこのオバ(失礼、ついでに何故か東京弁?)
……携帯をマナーモードにしたら、ついでに画面の明るさもガクンと落ちる機能をつけるというのはどうでしょうメーカーさん。
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