かえるの日記&雑談

2004年03月19日(金) あんたはん誰どす。

実家はちんまりと珍しい商店をやってる他に、女学生さん用の下宿と古い古い借家を持っていて、時々店子さんたちが家賃を払いに来る。今時口座振替でないところがまたイキである。
こっちの手書きの帳面とあちらの通い帳にハンコを押して日付を書いてお金を受け取ればいいのだが、店子さんの中で一人私がいくら「ここんちのムスメですから」と説明しても信用してくれず「また旦那さん(父)が居はる時に来まっさ」と帰ってしまったお婆さんがいる。(本日のタイトルはその時の彼女の第一声)
さすがに2回目か3回目に私が奥からエプロン姿で出てきたら信用してくれるようになったが、父や母や伯母さんや祖母が口を揃えて言うに、物凄いしっかりしたオバーサンであるそうな。

さて今回の支払いの時、うっかり先月の分にこっちの帳面のハンコを押してなくて、「3月分ですか?」と尋ねたらエライ勢いであちらの通い帳にはちゃんと日付とハンコが押してあってこっちの手落ちだとゆーことをまくし立ててきた。
私がああそれはスンマセンでした、と今月と来月の分にハン押して返したら、通いを再確認して「違うところにハン押してますけど」と言われる。見ると朱肉がまだ乾いてなくて隣のページに写ってしまった模様。
他にもなんか色々言っていたような気がするのだが、困ったことに頭は達者でも、声に震えが来ていてよく聞きとれず、とりあえずファミレス笑いを浮かべながら「どうもご足労さまでした〜〜」と言って帰ってもらった。

ああ絶対京都の年寄に「ここんちの店番はボンクラや」と思われたぞ、と頭をポリポリしながら、しかしこーいうお年寄ならまず天地がひっくり返っても『オレオレ詐欺』なんかにはひっかからないだろうなあと驚嘆したり。


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える夙川