かえるの日記&雑談

2003年10月31日(金) 古谷一行の「獄門島」

まだ風邪が抜けない……。

上川さんの獄門島がストーリー的にあまりにアレだったので、ビデオに撮ってある「獄門島」全四話を一気観賞。途中で何故か30分「なんでもかんていだん」が乱入していてショックー。
しかし改めて見直すとこのドラマも結構変更が入ってた。特に『三つの条件が揃わなければこの殺人はけして起こらなかった』のをナシにしてしまった罪は重い。残されたのが女なら別にどっちでもいいってあの時代の因業爺が考えてることがそんなにアウトなのだろうか。
しかし四話かけて作ってるだけあって島の情緒はたっぷり、妖しい雰囲気もたっぷり。なんたって三姉妹が原作以上に怖ブキミでいい。釣鐘が載せられてる船を、鵜飼くんを囲んでてんでに綺麗な日傘を差しながら岩場で見物して、そのあと砂浜でくるくる踊ってるシーンなんかヨカッタな。

とにかく横溝正史の話はもう原作者が練りに練って考えている筋立てでトリックで動機付けで、その一部がイカに今の放送コードにひっかかるものであろうが、小手先で削り取ったり安易な変更をしてては話の全てがブチコワシになってしまうので、もうこんな形でしか横溝モノを作れないならいっそもう作らんといてくれと……それはそれでさびしいな……。


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