かえるの日記&雑談

2002年09月28日(土) 秋の大般若講

…というものの世話役に実家が当たったので、手伝いに借り出される。
大般若経600巻を12の講員に50巻ずつ分けて担当し(ちょっと前までは各家で保管していたらしい。今はお寺さんに預かってもらってる)春と秋の年2回、経典の虫干しも兼ねて皆で転読し、あとで『御直り会』とかいって会食したりする…これが般若講。で、転読というのはお経をバラバラバラと右から左、左から右に流して(経典はジャバラに繋がってる)『大般若波羅蜜多経第○○○巻・降伏一切大魔最勝成就』と唱えるだけでそのお経を全部読んだことになる、というお手軽な手段。

そういやファンシイ・ダンス(岡野玲子のマンガ)でこういう場面あったな、と思ってたら、昔々まだ京都の家に大般若の箱があった時、おばーちゃんに「やってみなはれ」とお経バラバラの練習したわ!と太古の記憶が甦る。

とはいえ私の役は下働きお女中なので、お寺の別院でお茶とお菓子出したり、新しく入れ替える樟脳配ったりするだけ。転読の間は隅に控えて見学してたけど、お香と樟脳の匂いがたちこめる中を紙がバラバラ鳴り、読経と鐘の音が響いてジャパニーズファンタジーな空間であった。

最後はお下がりのおまんじゅーとお餅を配って、講の旦那衆を会食に送り出して、後片付けしておしまい。私は近くの精進料理屋で、おかーさんにお昼おごってもらった。
あとはアーニーちゃんと遊んで帰ろ♪と思ってたら、父親に講員の新しい名簿づくりと、挨拶状と、封筒の宛名シールづくりを頼まれる。すっかり気分は総務課のOL…。


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える夙川