ゲシュタルト…って何か聞き憶えがあるなと思ったら心理学の一派だった。 大昔に倫社(年代がバレるなあ)の教科書に出てきたりしたのだろうか。
これはナポが期待の新人君、イリヤも大学出たてでパリ支部で科学者やってたところを、ナポの相棒として期間限定で派遣されて…とゆうお話。 どちらも能力はあるものの協調性がなく、最初も行動はバラバラ、報告書もバラバラに出し、「ミスター」と呼び合ってばかりいたのが次第にパートナーシップを築くようになり、という展開で、他人行儀な期間が結構長くてなんやら新鮮だった。
中盤、ナポがウェイバリーさんにイリヤのパリ帰還と、他人と組むのになれたところで別の人間と組め、と言われて、てっきりイリヤが自分に黙って転属希望を出したんだと思い込み、二課のキャビネットに当り散らして引出しをぶっこわすシーンはカワイイ。(実際のナポはあまりそーゆう事はしないだろうけど) ナポの荒れっぷりにきょっとーんとしてたマークが、今度はイリヤの方が似たような誤解をしてむっつりしてるのを見て、いや奴もこれこれこんなんで、と教えてあげたりする。大人だなマーク。きっと『こいつらいい年して何やってんだか』と思ったことでしょう。
さてこの本はslashであるので、永続的なパートナーになってから五年のちに(5年だぜオイ★)恋人になってしまうという展開が続いている。 私がこんなことをゆうのは極めて変なのだが、なんか無理にそういう話をくっつけたような感じで、これは余計だろうと思ってしまった…。 恋人になるまでの過程が、相棒として認め合うまでの過程に比べてあんま面白くないんだもの。
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