新・よりぬきオゲ井さん
クズんなってGO!

2003年08月30日(土) 555オフ

それはいまからちょうど1年前、
「イイ大人が1人で特撮映画を観に行くのは恥ずかしい」
という、たいへんチキンな旗の下に
(「じゃあイイ大人が5人もそろって特撮を観に行くのはどうなのか?」
という大多数意見には頑なに耳を塞いだまま)
集いしわれら5人の勇者たち。

そして1年後、
「ていうかやっぱりみんなで観た方が楽しいし!」
という、いっそ開き直りとも取られかねない浮かれっぷりも甚だしく
今一度万感の想いを胸に愉快な仲間たちがここ大人の街銀座にまたもや集結。
ところで実は今回、
かねてより期待のニューカマーの参戦が囁かれておったのですが、
なんと、当の期待のニューカマーさんの「日にちを間違う」という
微笑ましくもありえないウッカリミスにより、メンバー増員のもくろみは
あえなく崩れ去ったのでありました。
もーなにやってんすか、もで蔵さん。

場所が銀座ということで、待ち合わせ前に沖縄そばランチ&わしたで
ショッピングと洒落込んでいたらばいつのまにか待ち合わせ時間ギリギリ
になってしまい私だけ劇場前にて直接待機したため、
待ち合わせ場所のビックピーカン前でライダーベルトを装着したいま村さんの勇姿が拝めなかったのがひじょうに残念であります。

そしていよいよ勇者たちが劇場前に集結。
前回は、まず入場の際にこの中の誰が入場券売り場で
「仮面ライダー、大人5枚」といって切符を購入するという
大役をゲットするかで劇場前で壮絶なつかみ合い、死闘(じゃんけん)の末
結局私が名誉あるぶっこみ(特攻)役に抜擢。見とけオレの生き様!
などというちょっぴりやんちゃな光景も垣間見られ、
まあ、今となってはそれもまたほろ苦くいい思い出の一頁であったりなかったりするのですが、
今年は「割引券を持っている」という理由で満場一致にてサクッとバックさんにおまかせ。
いざ劇場内へ。

感想。

アバレン
爆竜合体しすぎ!
つうか、もともと種類多すぎ!おぼえきんないつうの。
内容も、30分という時間的なこともあってか展開が早すぎて
おばちゃん付いていくのでせいいっぱいだったよー。
あと、ラストシーンで王女様にチューされた赤に、何故か青だけがムッとした顔をしていたのはどうしてー?ということと、
ウチに帰ってパンフよく見てみたら、そこには確かにある青のビキニ姿が
本編では(たぶん)カットされていてオゲふまんー
という二つの点に付いては腐女子のせめてものたしなみとして言及しておく。


555
いやー、これはもう何も言うことナス!
さいこーにおもしれかったです。

なかでも一番よかったのは、やっぱ村上社長かなー。
いったいなにがあったんだ社長ーいやいやいやいやそんな姿でエバっててもぜんぜん怖くないですしー
だってなんか横っちょに浮き輪の空気入れみたいのがふごーふごーてなってるし。
踏んでいい?それちょっと踏んでみていい?
なんかでっかい顔にまわりぐるぐる廻られてるよー。
ある意味改造にんげん。目からビームが出るよ?
処刑っていうか、むしろ坂のてっぺんに放置したいー。

次によかったのは、草加くんの死にっぷりかなー。
死にっぱなし!死にっぱなしだよ!スープのおかわりももらえないまま、
死んでもその後だれにもなにも言及されないほど死にっぱなしだよー
わーんなんかさすがにちょっと可哀想になってきちゃったよー
つうかアタシ思うんだけどこのコがこんなふうになっちゃったのって
ある意味マリッペにもげんいんがあるんじゃないのかしら。

それから外せないのは、サイガのピーターホー。
変身前にカッコよく英語でなにやらカッコよさげなセリフ吐いてるのは良いんだけど、
「変身」だけは日本語で、それが、いや私だけかもしれないんだけど、どーしても
「ヘンチン」に聞こえちゃってもー、ポコイダーかっポコイダーなのかっおまえわっみたいな。
それからというもの、私の中ではサイガ=ポコイダーであり、せっかくのピーターホーだいなし。

まだまだあるよー!
劇場版のウリのひとつでもあるところのいちまんにんライダー。
これは例えるなら、ケンシロウのいる村にヒャッホーとか言いながら攻めてくるザコども的役割なんだけど、量産型なだけにあんまり強くないため
いっぱい死んでるんですよその辺に。仮面ライダーなのにその辺にいっぱい死んでるんですよ。
なんかすごいなあ、とおもいました。
あと、パンフ見たらオートバジンもいちまんだい量産されてて、でも
バトルモードへの変形はコストの関係で見送られてるらしくて、
ああみえてスマートブレインもいろいろ大変なんだろうなあ。
と余計なお世話。

あとねーあとねー、
仮面舞踏会主催といい、「巧がオルフェノクて言われて・・・」発言といい、
アンチマリッペ派の私としてはちょっと溜飲さがったナリよ。ふふん。
けっきょく何をしているのかこの娘は。みたいなー。
それにしても、ドームとかでホントにでファイズvsオーガとかあったらぜったい見に行くね、もちろん前座はあのでっかいサイのやつで。2万までなら出すね。

そうそう、もこみちたんは特にコレといった活躍もないまま自滅。
それはそうとしてウマオ、いくらもこみちが自分で勝手に死んだとしても
やっぱ死んだら死んだってみんなにしらせようよ、あれはちょっと自分が悪いよ?
でも、こんなザコが死んだからってそれが何?的なウマオもそれはそれでアリかもー。

もちろんそんなおもしろ感想ばかりではなく
(まあ、ほぼおおむねそうかもしれませんが)
グッときたシーンだってありましたとも。
ツル子とヘビの死。そして残されたウマオの慟哭。
つうか、ツル子いい女だよ、惚れたよ。
そして最後まで裏切られたと思い込んだままのウマオの壮絶な悲哀。
それに比べるとたっくん側はちと押しが足りんかったかなあ。
ケータロががんばってたくらいで。
あとたっくんがアレだったわけだが。
で、マリッペは・・・うーん・・・なあ?

それと、アバレンラストのネタフリのオチを半分くらいマジで期待してたんですけどー。

上映終了後、各々心地よい満足感とともに劇場を後に、この余韻覚めやらぬまま語り合うべく飲み会場に向うも、
まだ少々時間が早く、店の前で待たされながらいま村さん持参のベルト遊びに興じるリトル愚かなわしら。
「ギリギリ」とかゆって何だよ服の上から巻けるんじゃんかーキー。
てか、それアタシに巻かしてみ?3倍にして(長さを)返して差し上げますよちくしょー

そして語り合いあっという間の2時間が過ぎ、塾長をお見送りした後は
やはりというか私たちの足取りは自然とパセラ方面へ。
バックさんと私でふたりのビックショー開催。いつもあいすいません。
それにしても前回のささきいさお降臨といいあいかわらず
バックさんの持ちネタの幅の広さはすげえ。今回は中井和哉(ゾロ)降臨してました。

そんなこんなで楽しかった夏の思い出を胸に刻みつつ、
それではみなさんまた来年ー


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