チトセキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
つうわけでちとせ来ました。「上田現 百物語第十五話〜残像〜」です。 今回の会場は「東京キネマ倶楽部」という、立地条件からして上田現臭むんむん漂うスポットでありまし。 ほんと、好きやなーおっさん。 私も好きだけど。
ハコがハコだけに、もしかしてディナーショウ形式?上田現と過ごす夕べ? とヒソカに期待していたのですが、ふつうにオールスタンデングでした。チッ。最近マジで立ってるの辛いんですが。
整理番号順に場内突入後、ステージ向かって左のスピーカ前に陣取り。 現ちゃんがキーボード弾く時はいつもこっち向きなのでね。 だがしかしこれが後々大きな誤算に。
ステージ左上のバルコニーから、いつものように「道標」さんが上田現の声で前口上を述べライブスタート。 したのは良いのですが、自分の立っている位置からではバルコニーの上がじぇんじぇん見えにャいことが発覚。いやなヨカーン。 現ちゃん登場。 1曲め、「ゲーム」(だったよな、たしか・・・)でいっきにワールドへと引きずり込まれる。たまらなく気持ちがイイ。
何曲が終わった後、現ちゃんはバルコニーのピアノに移動。移動・・・・? アレ?現ちゃん?ドコ? それというのも、前記のとおりワタシの立ち位置はほぼバルコニーの真下にあたり更に目の前にはスピーカが立ちはだかっており。 くぅ、しくじった。
そしてなにやらざわつく会場。 しかし見えない私には何が何やら。 そして聴こえてくる歌声。・・・ちとせ?マジスカ? いや、確かに聴こえてくる歌声は元ちとせ以外の何者でもないのですが、 いかんせんなんも見えないので、ただぼーと上を見上げて阿呆のように聴きいるしか。 つうか、ホントにちとせ?生ちとせ?SEじゃなく?
ハイ、ホンモノでした。生ちとせでした。 2階席の関係者の多さはこの所為だったのか。 あと、最前列かぶりつきのどう見ても現ちゃんファンには見えない妙齢の男子2人組も。
ハー、とにかくすげえです生ちとせ。いやはやすげかったー。 私なんかが気軽にカラオケ歌ってごめんなさいとおもいました。 その圧倒的な歌声ときたら。ましてや今のいままで聴いてたのが上田現の歌ときたらアナタ、もう。(失礼だな!) 正直、今でも耳にこびり着いており。
かといってそんなとつぜんの大スターのご降臨にもなんらいっこうに浮き足立つ事のない上田ファン達。 さすが肝が座ってらっしゃる、ていうかホントきかない人達だナァ、つうかアナタたちちょっとそれはおかしくないですか?ちとせに隠れて現ちゃんがみえないとかそういうのどうなのかしら? いやもちろん自分含めてな。 でもそれは仕方のない事。だって上田現ファンにとっては誰が何と言おうと「現ちゃんあっての元ちとせ」なのですから。(そうなのか?)
一言の言葉も残さず夢のように歌姫は去り、 その余韻を受け次ぐように、「ペット」「森の掟」など(たぶん)で観客をワールドの奥深くにいざないつつ、更に彼は歌うのです。
わたしはロボット女子高生ー♪
アホやー このおっさんやっぱアホやー
もーだいなし。 そんなところも大好きなんだけどネ☆ 「こんな曲が出来てしまいましたシリーズ」第2弾「ロボット女子高生」 (ちなみに第1弾は「虹色ミイラ」という曲。) イカしたロックンロールナンバーでした。
他には「お祭り」や「宇宙犬ライカ」が聴けたのが嬉しかったです。 「ライカ」は、人類のエゴとかそういうのももちろんアレなんですけど、 ひとりぼっちで宇宙に打ち上げられたライカ犬、それってちょっと人類的にどうなのよ、というだけではなく、そこからたとえば宇宙犬はソラリスに辿り着いて所詮人類の想像なんかとうてい及びもつかないような壮大なものを見たのかもしれないよ。 てところにもっていってるところががたまらなく好き。
不思議な事がたくさん描いてある(M理論とかグレアとか、すべて現ちゃん著)パンフを電車の中で読みながらの帰り道は、いつもなんだか変な感じ。 今私が見ている目の前のおっさんは果たして現実なのだろうか? もしかしてミラーワールドは実在するのではないか? むしろ今この瞬間に隣の車両の乗客が消えてしまってもそれはいっそアリなのでは? みたいな妄想が浮かんでは消えてまた浮かぶ。 これって一種のトリップ状態にあるのかもしれない。 そんな心地よい酩酊感と高揚感。 みなさん、お家に帰り着くまでが百物語です。
そんなこんなで百物語第十五話はお開きナリ。 また十六話でお会いしましょう。 このあと現ちゃんはすぐまた旅に出るそうです。 はてさていったいどんな愉快な目に遭ってくる事やら。
ところで現ちゃん、はえぎわとかちゃんと気を使ってたりするのかナァ。 ひじょうに心配です。
追記・訂正
>ステージ左上のバルコニーから、いつものように「道標」さんが上田現の声で前口上を述べライブスタート。
とありますが、ごめんなさい嘘書いてました。 「道標」さんはいなかったもよう。 みえなかったのでテッキリいるものと思い込んでおりました。 お詫びして訂正いたします。
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