Mother (介護日記)
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2002年10月23日(水) 横浜日帰り 2

横浜駅。

私たちは8号車から降りた。
少し離れたところに駅員の姿が見えたので、手を挙げて合図をした。

歳のいった白髪で小柄なその駅員は
「何号車か、聞いていなかったもので」と少し面倒くさそうに言った。

エレベータで改札に降りることになった。

横浜駅にはすべてのホームにエレベータが設置してあり、
自由に使えるとのことだった。 これはとても助かる。



私は赤レンガ倉庫に行くために、電車を使うか歩いて行くかで迷っていた。

駅員に「歩いて行ける距離ですか? 何分ぐらいですか?」等と質問したが、
はっきりしない。

前回のオフで、桜木町駅にはエスカルがあるのを見て知っていたのだけど、
この駅員は「桜木町駅は、言わないとやってくれないので」と消極的で、
さらに「乗換とは聞いていなかったものですから」などと言うものだから、
私も『ええい、面倒だ』と思って、徒歩で行くことにした。



横浜駅は、地上の道路から少し下がった場所になっていて、
階段を数段昇らなくてはならない。

階段の脇には「JRお客様相談室」なるものがあり、
その奥にエレベータが設置されているのを確認した。

街に出る前、
私は駅員に案内してもらって再び構内に戻り、
観光案内で地図をもらいながら、みなとみらいまでの道を確認した。

地図上では、途中まで細い道であるが、
案内の女性二人の話しでは、特に車が激しいわけでもなく歩道もあって、
歩行者の数も、避けて通るほどではないと聞いた。
みなとみらいまでは、20分ぐらいで行けるだろうとのことだった。

トイレが見当たらないので聞いてみると、地下(=ポルタ)か、
建物の中だと言われ、ルミネに入った。

ルミネのインフォメーションで聞くと、車椅子の母を見て、
「突き当たりのエレベータで3階に上がっていただきますと、
 身障者用がございます」と教えてくれた。

身障者用でなくても・・・と思ったが、
フロアをのぞきながら行ってみることにした。

ちょっとわかりにくい場所、倉庫部分の向かいに、
身障者用トイレだけがあった。

明るく、広く、キレイで、縦と横の手すりがあり、
洗面台は普通の高さと、低いものと2つ、
簡易ベッドと、男児用の小便器もあった。
今までに見てきた障害者用のトイレの中で、一番設備が整っているかもしれない。
(写真に撮ってきたので、後日、介護のページの写真のコーナーにUPします)



ルミネのエレベータで1階に下りたところ、
出口は重いガラスの観音開きであった。
車椅子を押している私には、非常にやっかいな扉である。

しかも、このドアは全開状態を維持できずに閉まってしまう。
モタモタしていたら、通りがかりの家族3人が協力してくれて、
無事外に出ることができた。

ところが、である。

「あの〜、こちらは階段ばかりですけど、大丈夫なんですか?」

はい? (@_@;)

ルミネの1階は、地上から階段で数段上がった部分にあったのだった。�堯福陰Α院叩叩�

なんと言うことだ・・・

横浜駅は、ルミネの1階・道路・駅構内それぞれが、
わずか数段の階段によって3層に分かれているのだ・・・

再びルミネの中に戻り、エレベータで降りて、
先ほど駅員に教えてもらったエレベータを使って、
やっと道路に出ることができたのだった。

なんとも・・・

目の前に行きたい場所があるのに、
数段の階段のために、何と言う遠回りをしなくてはならないことか。

「バリア」とは良く言ったものだ。


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