妄想裏日記...なめたけ

 

 

長島 - 2003年07月20日(日)

実はプチ夏休み(4連休)中の俺。
友人に電話をしてみると、三重県にある長島スパーランドという遊園地に行くべというはこびになり、出かけてまいりました。
内地でこういったテーマパークに来たのは修学旅行で行った東京ディズニーランド以来です。
ま、規模的なものを言ってしまうとウォルトはんが千葉県の埋立地に作りはった夢の国には遠く及ばないんですけどね、あちらはんは鼠をモチーフにしたキャラクターがあって初めて成り立つものなので、比較しようってのがそもそも間違いやね。

ん。こちらにもキャラクターはいた。確かにいた。地方遊園地独特のぬる〜いのが。
なんていう名前のアトラクション(?乗り物)かは忘れてしまったけど、4人乗りのクイックに曲がるショートコースターみたいなやつ。
そこの入り口に描かれたこちらも鼠をモチーフとしたキャラ。
こいつが、お世辞にも可愛いとはいい難い。
今にも噛みつかれそうな出っ歯。
何かを企んでいそうな鋭い目。
割とお子様向けの乗り物なのに、それでいいのか?


と、まぁ僕らは別にこれを目当てにわざわざ出かけたわけではありません。
やはり、ここの一番の目玉。
2000年当時は世界最速だったと思われ、ギネスも公認のスーパージェットコースター。
その名も、『スチールドラゴン2000』
何故そう思うかというと、つい最近もっと早いのをテレビで見たから。
でも1位の座は奪われてしまったものの、間近で見ると早いっ。
MAX153km/h
地上98mからほぼまっ逆さまに落ちる。
足がすくむ。いや、マジで。
並んでいる途中で、軽く雨が降り出す。
何か嫌な予感。
並ぶことおよそ20分強、順番が来た。
俺は前から3列目。
カタカタとゆっくりスロープを登る。
やはり雨は強くなってきた。
うわっ、長ぇ。そして高ぇ。
コースターはいよいよ頂点に達した。
先頭の車両がすっと見えなくなり、いよいよ下りだ。
自分の車両もくだりに入るが、後ろが長いためまだゆっくり。
そしてすべての車両が上りきった瞬間、万有引力の法則は悲しくもすべてのものに平等に働くことを思い知らされる。
一瞬の無重力状態(0G)から一気に3.7G、(俺の場合222kg)の重力が圧し掛かる。
首を上げられない。
このままどこまでも果てしなく落ちてしまうような感覚に襲われた。
そして何より、雨粒が針のように額に刺さる。なまら痛ぇ。

スピード大好き人間としていままで生きてきたつもりであったが、車のスピードとは別。別ジャンル。別次元。
いや〜、マジでちびんなくてよかった。


...




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