TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT 

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笑わぬあなた

笑わぬあなたが
見つめる先には
薄曇の暗い空

頬に流れる一筋の涙が
きらきら光って

金木犀の淡い山吹色が
目に眩しく
香りは鼻孔に残ったまま

生きることは
なぜこんなにも哀しいの?と問うた
あなたの瞳見つめかえせずに




author:蒼井冬星 HOME  
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