| 2005年07月16日(土) |
映画「姑獲鳥の夏」「ハサミ男」感想文Up |
もちろん、初日に行って参りました。姑獲鳥 良くも悪くも実相寺監督の映画。これが第一印象。実に特徴のある映像をとられる監督でして、今までrakuがきちんと見た映画としては嶋田久作さん(魔人・加藤を最初に演じられた怪優さん)を明智役に据えた「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人」です。味のある、癖のある映像、幻想的で空気感がそこだけ違う。事件を起こしてしまう犯人の踏み違えた足元がクローズアップされているような・・。こればっかりは見てもらわないと伝わらないかもしれません。綺麗で猥褻で妖しくて清い。今回もそんな感じです。紗がかった映像が少なかったせいか、なんだかTV的な撮り方のように感じたのは私の穿った見方のせいでしょう。阿部ちゃんの榎さんは思ったより悪くは無かったけど、やっぱり本当のギャップが苦しかったり、宮迫さんも嫌いじゃないけど、木場修にはもっとでかい役者がよかったなぁとか。思ったより、永瀬さんの関くんがはまってましたね。あぁ、これはいける!と思いました。堤さんの京極も悪くはなったですが、髪はもう少し梳いてもよかったのでは。原田さんの梗子・涼子が良かったですね!さすがに15歳のシーンは無理があると思いましたが、美しかったです。麗奈ちゃんもはまってました。気持ち良い潔さがありました。でも、「魍魎」の映画化はないかな、と思いましたね。何でしょう、話の軸はずれていないんですけど、京極作品という香りよりも実相寺監督の作品なんですよ。
ハサミ男、こちらもレイトショーで見てきました。 はっきり言って好みです。最初のシーンからそうくるか!?って感じで原作とは捉え方がちがうんですよ。はっきりいってネタバレ。絶対原作を読んでから映画を見て欲しい。(まぁ、原作通りだと撮影は不可能でしょうから)内容としては軸は大きくずれず、でも監督側の手直しは多くて、ラストもそうなの〜〜〜って感じだったんです。悪くないけど少なくとも殊能さんのハサミ男じゃないな、と見終わって感じたんですけど、後々思い返してみるとだんだん殊能さんのハサミ男になっていくんです。あぁ、上手く説明できないっ!!トヨエツ、老けたな〜とか思ってみてたんですけど、何だろう、表面ではない格好よさがある俳優さんですね。
二つの作品に阿部ちゃんが出ていました。とっても良い俳優さんになられたんだなぁ〜と思いました。
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