世を忍ぶ仮の日記
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稲葉山城こと岐阜キャッソゥ。 岐阜駅に到着してはじめて見た時私は五回「嘘だろ」と言った、そのくらい酷い位置にその城はある。 なんていうか、レゴの大きさに見える。大きめのレゴ板にひたすら緑の山レゴを盛っていって、最後にちょこんと乗せた山頂のレゴ城。これが目の前に城として見えるのはいつなんだろう。 尋常な神経では攻めたいとは思わせない気迫があります。 「ロープウェイ偉大……」 思わず呟かずにはいられません。降り口までこんなに恐怖の高さを誇るのもすごいけど、降りてから結局レゴ城じゃない城に辿り着くまでのハードさもなかなかすごい。 行く道は、確実に登山愛好家の雰囲気を持ち合わせた方々と「おはようございまーす!」とか「こんにちはー!」と爽やかな挨拶を交わしました。 城観光がいつの間にか軽い登山。 レゴじゃなくて本当に城だったと分かった時は感無量っていうかなんていうかあああああ!(叫びたい)ほんのちょっと歩いただけで登山しきった気持ちにさせてくれたよ。登山道「瞑想の小径」とやらがあるんだが確実に迷走する。途中に「幼児やお年寄りは危険なのでこちらに行かないでください」て表示をもりもり見た。
稲葉山城の中の博物館楽しすぎた。 子供時代の信様が使っている、どう見たってケモケモ尻尾にしか見えない鞘とか(…信様総受け魔性) 私が物心ついてはじめての戦国武将で恋におちた斎藤道三の解説に 「下剋上」 て書いてあって、あれ私どんだけのカルマ業を背負っているんだと爆笑してたら関係ない人に変な生物見る目で見られた。 しかもそんな恋の相手の人物絵は、すごいしゃくれだった(ショック)。 その後の信様出世後、聖堂で描かれたピンクの着物にケモケモ満載の絵に、かもこと二人で撃沈。 「このピンクが似合うって…!! チュンチュン! チュンチュン!」←かもこは日本語を忘れてちゅんちゅん言っていた 「このピンクはややオークル系であるにせよ相当な美白じゃないと似合わないよね…」 きめ細やかな肌ですぞ(想像ってか妄想)。丁度着物の袷部分からひょっこり出ているチュンチュンこと水鳥といい、うっかり尻尾みたいになっている虎の毛皮といい、絵師の信様に対する愛でようが見えてこようというもの。かっこいいって描いてんじゃない、可愛いって思って描いてる。滲みでる気持ち。 その後西洋風に描いた信様画像が、笑うくらい美形になっていて大変でした。 「目が…!! 睫毛が凄い!! 化粧品の宣伝に出られる」 「目元なんて柴咲コウみたいだよ!」 「切れ長なのにでかい」 「睫毛もくるんてしていて」 「血しぶきにも負けない、血しぶきブラッドプルーフ!」 肖像画でこんなにも人を惹きつけてやまないのだから、当時数多の武将が一目惚れしていったのも容易に想像がつくよ、光秀……(ひきつけ笑い)。 あとあと、写真は取り放題であった事を知りました。 知ってたらさあ……でも私の携帯電話メモリがいっぱいになってて、デジカメは妹に根こそぎとられているからなんていうか……でも待ち受け画像信様にしたかったじゃないの! 他にも「へえあるんだー実際ー」としか言いようのないあやしい忍者道具が陳列してあって、それだって写真におさめておきたかったじゃないの! 萌えすぎたらしくて本日既に気を抜くと足の力も抜けるという酷い状態ながら、スニーカーではなかったのでなんとか転ばずに済む。過去3回の捻挫の内、2回がスニーカー、1回が素足(……)なので、ヒールがあると緊張感が生まれるのか転ばずに済むぽい。何度も膝かっくんてなったけど。 くだりとか本当に「二階堂バカじゃないの」と言わざるを得なかったが。 天守閣では「三法師籠城しなかったのバカだよね大誤算だよ三成…」という見晴らしで、三法師は高所恐怖症、とまで思ったのだが、岩だから水の確保出来ないそんな城ってお馬鹿な。もうちょっと立地条件選べよ二階堂。 観光地なので、降りたら色んな観光ガイドさんにとっつかまりました。 解説してもらっている間に急な豪雨に見舞われて、走って資料館へGO! 目的はコップレ(無料)です。
資料館の人が散々薦めてくれても「この着物好きくない!」とか「女物はいつでも着られるから!」とか言って断って、かもこが信様着たいというので、私は道三を。 ていうか私が着付けてもらっている間のかもこが……!! 「似合い過ぎる!!!」 たわけっぽい! やんちゃくれすぎてアホの子!! さすが魔性の誘い受け!! 資料館の方々が最初は堪えていた笑いを堪えきれずに「ポーズ決めて!」と言われて色んなポーズ決める幼少期信様すげえアホの子ぽい愛されてる信ー! その後マント着た変な二人(しきさんとからすさん)が背後で変なポーズ決めている間知らぬ振りでかっこつける信と道三みたいな写真をたくさん撮ってもらいました。 資料館の人に「大学生ですか〜?」て言われた。確実に、かもこのお陰(どう見ても19才の信様)。 「卒業しました…」 大学卒業しても、色んなもんから卒業できてません……。
この後昼食処がどこも混んでいてランチ時を過ぎてしまい車の中で軽く死にながら予約待ちして鮎ラーメンを食べる。 鮎ラーメン、侮るなかれ。鮎ラーメン美味かった。 ところで、この場所で漸く4人として認識されていたような気がしなくもない。それまでお店に入るとどことなく3人として扱われ気味だったのだが。失った半身を稲葉山城で見つけたのか。
観光時間が少し余ったので、神社にでも行こうとナビをセットして、かもちゃんに運転してもらっていたら、なんかドライブウェイに案内される。 ちょっと待て? なんでドライブウェイ? 引き返せないまま「このまま直進です」とか多分ナビムラが言っている。 折良く車内はBASARACDで幸村が「うぉやかたさっばぁあああ!」と絶叫中。 ドライブウェイがかなり危険に山の中に入ったところで「目的地周辺です。案内を終了します」てナビムラが言った。 神社、何処だ! ナビムラを見ると、どうも、山の、下っぽい。 「降りろと!?」 金華山は岩山なので忍者でないと無理です。 バカナビ! 今までずっとバカなナビで怒っていたけれどもあまりにも酷すぎて笑うしかない。 このナビムラは一体何がしたかったんだろうーと、金華山を一周しました。信様もここを登って城を攻めようとしてたんだよって思ったら少し心が慰められました。 「信様って稲葉山の前どこに住んでたんだっけ?」 「え? 私の中では馬で十五分」 「いやそれ攻めようとするとバレる位置だから…カッカ」 私のイメージでは「今日もいっちょ稲葉山城攻めてくっかー! いくぜー!」てパカラッキョしている信様カワユスだったのだが。どうも違った。電車で15分くらい。 あり得ないナビムラにより、1時間ドライブ。 前の車が若葉だし下り道なのにエンジンブレーキきかせずにブレーキ踏みっぱなしだし追いかけられてる感じの恐怖のまま走っていくし(下りはエンジンブレーキかけないとブレーキ壊れるって教習所で習うだろうに…)かもこの苦労を思いやってください。 あり得ないナビムラを返した後、電車待ち時間にずっとBASARA教習所妄想とか話して遊んでました。 私はアニキとドライブウェイだぜ! て、あれだけはんべなしきさんが「うわあはんべ教官だけは厭だ!」て頭抱えてました。はんべの車はひでよし号。行くよひでよし。僕のひでよしに傷をつけたね?(それ卒業出来ない…) 私はこじゅろーだけは厭です。うっさいあいつ。(かもことイラッとポイントがブレる)
新幹線で爆睡して、ふと電光掲示板に目をやると「豪雨により米原〜名古屋間運転見合わせ中」て。 私は無事に帰れた訳ですけれども、どんだけ関ヶ原呪われてるんだ。
はじめて行った土地ばかりで、色んな県民性ってのがあるんだなーと、たくさん移動したので体感出来て良かったなーと噛みしめながらおうちに帰り、電車少ない(有って無きが如し)のでタクシー乗って、勘定を済ませようとしたら、100円玉が足りない。崩すしかねっかーと思っていたら。 「ちょっとく足りんくらいええですよー」 て。 「ちょっとって、100円ですよ?」 10円とかじゃないですよ? 「ああ100円くらいええですよー」 安芸の国相当緩い国民性ですよー……(目から鱗の新事実)。 そしてお互い安芸の国だと「ほーねーええんねー」つーて払わんからね。 毛利うっかり西軍の理由ってなんとなくのノリとかそういうアバウトさだったんじゃないのか。
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