世を忍ぶ仮の日記
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普段自分の日本語が崩壊していくのは、母の所為では無いかと疑う今日この頃。 着付け教室で母子(叔母も)で外に出ると、頓に其れを感じます。 今日は先生に真顔で「家でもあんな、自分が常に一番じゃないと気が済まない人なの、お母さんは」と問われたので「あんなんというか、あの人の凄いところは無自覚です」と答えておきました。
教室に行くぜってなる前に大河の再放送がはじまったのでついつい母子で釘付けに。 「真田かっこいいいいいいいいい」 「子供かわういいいいいいいいい」 「でもねこの子達は、今回の大河では出ないけど、長篠の戦いで死んじゃうんだって(ぐすん)」 「まあ! 切ない! ねえ、真田幸村は、くらのすけがお父さん? おじいちゃん?」 「おじいちゃんなの」 「まあ! でも、真田のおうちはどこかきちんとしているっていうか、おうちがしっかりしているのかしら、みんなしっかりさんよね」 母よ、何時の間に真田幸村の事を…? ああ、でも真田太平記をリアルタイムで見ていたかもしれない世代だもんなーいーなー。 真田六連銭の話の前で(一番のお気に入りは次男が「はい」を言い損ねて、あとでくちぱっくんしているところ)さて、本日のお稽古では何を練習しましょうか、と用意をはじめる。 「あんた〜どれにするんね〜?」 「えーどーせ黒のトンボしか無いじゃん」 「さっきねえ出してたらピンクのトンボとか出てきたよー」 「ギャー! しかもピンクのトンボの下が紫蝶々! てっめえ何処に隠してやがったァ!」 「ん? 蝶々が好きなん? 黒赤蝶々もあるよ〜」 ……遅いよ……。 最近、板垣効果で勝ち鳥ちゃんことトンボが大ブームで、サングラスもトンボ柄にしたので、ピンクのトンボにしようと風呂敷に詰めて家を出た途端。 「あ、それ、子供用浴衣だったかも。なんか縫い合わせてあったしぃ、しつけ糸もついとったわ〜アッハッハー!」 「てめええ」
着いてとりあえず合わせてみたらつんつるてん。 「いやあんつんつるてんでかわいい〜」 「かわいいじゃねぇ!(怒髪天)」 即刻ハサミを借りて、とりあえず長さだけ直しました。長さ直さないと着付けの練習にならないもの。 母は「暑い……」という理由で浴衣着るのを嫌がる。無理矢理着させる。 「ではまず神田結びを」 「全部忘れまいた」「忘れたー!」「忘れちゃったアッハッハー!」「やだこの帯この浴衣に合わない。あ、これかーわーいーいー」←母。どこぞから勝手に持ってきた。 神田は流石にするすると結べるようになってきたので、次。私は前回お休みしていたのです。 「せんせー! 次はあの、例のー」 叔母さんも日本語崩壊組です。 「女縛り!」 ……!? どこの書院のエロ本すか、それ。 「違うよう、なんだっけ? 亀の甲?」 それは年の功。しかし、女縛りよりは惜しい。 「貝の口です…」 習ってないけど覚えてる。そんな自分がちょと哀しい。 貝の口は、最後まで結ばずにだらりと垂らすと芸妓さん結びぽくていい。あたい、いっそ枕を入れて花魁ぽくしてえ!(そんな粋な帯は無い) 叔母さんは最後まで貝の口の事を女縛り? 男縛り? ギャハハハハハハ! と笑ってました。
母は途中ですぐに脱落して、お店を漁りまくってました。おかんが見てないお店の着物なんて無いぜよ! くらいの勢いです。既に2着は知り合いに売ったよ、あの人。先生は一着も売ってない。 先生は「暑いから」という理由で10月まで休むー! とダダをこね、「暑さ寒さも彼岸まで」と諭されて、彼岸あけたら稽古再開らしいです。 全部忘れるわー! やる気のないお教室。
お店の人達がビリーにハマッていて、ふと見ると必ずぶーときゃんぷしているので 「おーけーぐっじょーぶ!」と励ましてみました。 あの日本語吹き替えは誰だろうなあ。一応英語で励ます。 そして終わったら 「びくとりー!」と叫ぶ。 本音はぶいあいしーてぃーおーあーるわーい! と言ってみたいものだが、それはいかぬ。 びりーのキャンプ、母は通っているエクササイズ教室で似たような事をやっているので、全く興味が無いらしい。 私はビリーを買うよりも、孫一英会話が欲しい。 うん。ビリー、ごめん。おれは自力で腹筋を六つに割る。
そんな訳で、ストレス発散に散歩二時間。 ストレス発散というか、殺気発散? 歩いている間に鬱々と色々な事を考える(主に原稿)ので、どんどん沈みます。いい意味で、なんですけれども、他の人から見ると怖い人だよなー。又市の御行なりたての頃の心境なんて酷いもんだろうなあと感情移入しながら歩いているんだからろくな顔はしていない。 散歩コースが3キロ近くあって、意地になって終点まで辿り着いたのですけれども、終点に何もなさすぎて虚しくなった。 終点に、大きな本屋さんは無いものなの?(祝! 終点! おめでとう本屋を期待していた)
ムカついたので帰りは更にもりもり歩きました。 そして家でインザプールを見てウフフーウフフーとしてました。 田辺誠一はええのう……。オダジョも勿論ええのう。 原作読もうかな。私、ああいう正常と異常の狭間を描く作品が好き。多分、本当は書く方が好きだけど、書 け ね え!
こんな時は三成の事でも考えていよーと思うのですが、 今は実は毛の元就の本を読んでいます。 地理が分かりすぎるだけに腹が立つヨー。 歩きながら毛利が滅ぼした山をずっと見てました。 案外デカい。 中学の頃、台風過ぎた後で道無き道を無理矢理城趾(? 石碑だけ)まで行ったのを思い出します。 しんどかったー。でもまた行きたい。
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