世を忍ぶ仮の日記
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2006年07月13日(木) 明確なる殺意

全ては太陽の所為で片付きそうな日差しである。
昨日は全てに於いて自分にツキがめぐってきていると思っていた物が実は憑き物だった、そんな裏切られ方だ。
昨日は、名も知れぬ可愛いあの子と出会えて、一緒に車に乗られないのを「寂しいですね」と言ってもらえただけで、其れだけで幸せだったというに、今日の痛手の深さは一体なんなのであろうか。
カードを差し込んでみたら、まず3時間セットで、教習所内で二番目に嫌っている鬼畜教官に当たって仕舞った。
首を横に振ってあり得ないと訴え変更を頼んだのだが、此処ばかりは残念ながら変えられないのだと。
神よ……。
錯乱して色んな人に不幸を訴え続ける。
浴びるのは半笑いと同情の言葉。
私だけが妙な機械のある部屋へと軟禁された。
「これ……酔いそう……なんですけ…ど…」
既に最初1分で映像に対する目眩を訴えるも
「ん? そんな筈無いですよ」
と端的に反論される。
人数が少ないので無理矢理2回やらされた。
機械室から出た頃には、まともに歩けなくなって、嘔吐感で涙目になっている。
次の時間車に乗り、少し楽になってきたと言うと
「ああ、あれねえ、最初に酔うと思って乗ると酔うから言わなかったんですけど、酔う人は酔うみたいですね、酔っちゃったんですか? ああ、はやく言って下さいよ。言ってくれたら別に強制はさせなかったんですけど」
おっまえバッカじゃねえの死ねよこの車で今すぐ死んどくかオラくっそ今すぐ死ねる気分だったお前もろとも殺しておくよこっちが死にたくないから殺せねえじゃねえかマジで気持ち悪かったんだっていうの言ったじゃん最初に言ったじゃんそれをお前が否定したんじゃんリバースお前にひっかけたろかこのドSがこっちは最近ドSスイッチ入ってるからめっさ相性悪いわ。
という気持ちを全部ごくんと飲みました。
「あーこれが殺意かー」
て気付いたのは帰宅してからでした。
あいつホント私の知らないところで刺されて死ね。若しくはのたれ死ね。
日差しがきつくて肌に目に痛くて余計に気持ち悪くなりながらもヨロヨロ歩いて教習所入って次の時間はお前ここカウンセリングルームっていうんじゃないのっていう微妙な広さと距離と背後の模型と共にまたこの殺意を覚えているままの状態の教官と二人きりで、こっちは単位欲しいからひたすら耐えに耐えてイエスしか言わない感情を持たない何か別の訓練をしている気分になってきて途中から演技入って「ワァ〜」とか「ヘェ〜」とか「スゴーイ」とか言っていた訳ですけど内心は「あ、ヤッベ今の発言自尊心1%くらい傷つけたかもこいつホント自尊心のかたまりで出来てんなウゼー。自分で自分の事細かい性格って言ったよウゼーほんとウゼー刺されて死ね」と腹と全然違う事考えていてもどうにかやっていけるのは今までの人生に於けるこれまた別の訓練のたまものですかスゴーイ。
何の心理テストか「目の前に出刃包丁持った危ない人がいますさてどうしますか」とかお前が刺されて死ねよとホント口走らなかった自分って凄いな……無の境地入ったな……無我ればなんとかなるもんだな……。その後の教官の言葉に一瞬だけ死ねのSの音が入った気がするけどバレてなかったから平気さベイベ。ハンコ貰って次に行ければ1時間の拷問も終わりさベイベ。
こんな時だけ、案外いいこ仮面が被れるという特技がある事を感謝する。
僕の仮面ホントガラスで出来てるからいつ剥がれるか自分が一番ドキドキするんですけど怖いな。
次あたりキレますよーというところで1番嫌いな教官とはもう縁が無い、筈、です。
いや、今度こそ変更頼むわ。
教習所ではいつの間にやら知り合いが増えて、私は可愛い子に手を出す前に18才の女の子に腹触られました。うーんやっぱ若さの勢いには勝てんな。若い子は口と同時に手が出ちょるわ。私はいつまでたっても男子中学生レベルの恋なので「会えた! 寂しいって言われた! 嬉しい☆」だけで次の時間ハッピーとかそんなレベル。そして次の時間帰っちゃうの寂しいってアンハッピーそんな男子中学生レベル。
キ モ イ。

東京にいる母が電話で暑い暑い言っているので、頭おかしい私は「こっちは暑いじゃなくて痛いぞ。そっちは光化学スモッグが優しく包み込んでいるから平気だろう」と変な事言ってました。
よく考えたらもっさり暑いアレもけっこう厭だよね。
うん。
でもホント痛いの。
全部太陽の所為に出来る。


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