世を忍ぶ仮の日記
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つ、疲れたー……(冒頭でぼやく)。
声楽のレッスンの日。夜は緊張して眠れず、寝坊でも無いのに待ち合わせに遅刻をしてダッシュする。余りの寒さに頭がイカレてミニスカートにブーツで走る走る。 エチュードが難しすぎて(半音階)緊張して最初のフレーズがあり得ないゴッ滑りっぷりになって、聞こえてきた自分の声に吃驚して更にドッ滑りという悪魔の循環が生まれる。ドを出したと思ったらミになってるくらいにおかしくなってた。自分の音の気持ち悪さに脂汗が出た。最後の方ではなんとか立ち直ったけれども、テクニックとして全然ダメなのは一聴瞭然。 細かい練習をしていくか、それとも諦めて次に行くかと言われたら、負けず嫌い気質がいきなり出てきて、リベンジを申し出る。 「練習方法は、細かく分けていって、兎に角ああやったりこうやったり」 と指導を受けていて、 「あ、それはもしかしてピアノでやる指練習のような感じの」 と、なんとなく練習方法が分かった。 「分かりました。そういう陰気な練習は好きなんで」 陰気な練習も好きだけど、カラオケにも行きたい。行きたいィイイイイ! 概ね、相方と二人とも前回よりも良くなったと誉めて頂いて、レッスンが終わった後に外に出たら心が温かくなったからか、体に寒さが染み込まなくなっていた。 「いい……この言葉があるから寒くない。帰り道の事を考えて、あったかい言葉をかけてくれたんだよ」 北風吹きすさぶ中、浮かれて銀座へ飛び出る。
とはいえ平日の銀座は華やぎも少なく大通りはブランドしか無くて懐を寒い気持ちにさせ(黒船系は興味無いのにな)猪突猛進に一気にシャンハイタン銀座店に駆け込む。 シャンハイタンは、お店の前から既にシャンハイタンのルームスプレーの佳いかほりがしておりました。好きだシャンハイタン。 相方(最近、彼氏さんの事を相方というのが流行のようなんですが、声楽の相方であって彼氏ではありません)を連れ回す形になりつつも、シャンハイタンは小物も何もかもが可愛いので、ジットリ一つ一つを見て回る。クッション可愛いんだ。手帳も可愛いんだ。鞄も可愛いんだ。 念願の香水を買い、その後、一目見て気に入ったレザージャケット錨入り腕に豪勢なファーのついたジャケットを「試着だけさせてもらっていいですか〜?」と着たが最後、もう30分くらいずっと着たままお店にいました。シャンハイタンのパンダも色んな種類があった。ラブい。 相方は可愛い子なのに遠慮しいなのか、全然試着してくれなかったんだけど、可愛い子だから、レザー系よりも華やいだ服を着せたかったな。今期の秋冬コレクションは銭を縫い込んだシリーズが多かったので「もし取れたら五円玉を縫いつけよう…」と買いもしない(高い)のに二人で笑ってました。 ジャケットはすっごい好みだったけれど、シャンハイタンはやっぱり春夏の方が好いかな。 まずは高くて買えないので、バーゲンに行くだけ行ってみよう……。お正月明けは、大阪終わったら東京に出よう。 ・襟巻き欲しい ・鞄欲しい ・半額になっても買えない値段だけど、ジャケットやっぱ欲しい……。 むしろ香港に行きたい。
いい加減着倒し過ぎになったので、お店から出て、寒いのでデパートに入る。 クリスマスコフレで何かいいの無いかしらと思ったのだけれども、新商品に目が行ったりして遊んでいる間に、ちょいと手に取ったコンシーラで、店員にとっつかまる。 「目のクマはこうやったら綺麗に消せるんですよ」 目のクマじゃなくて、化粧崩れです。 私がとっつかまって、コンシーラを顔中に塗られている間に、相方は地下のケーキコーナーに行っちゃってました。 ケーキが好きな子なの。 私は食事メインで、甘い物が7割くらいの嗜好だとすると、彼女は甘い物9割くらい。 地下の試食コーナーで、うんまい生チョコを試食して至福になって、 「もう足が疲れちゃった」 と私がホザいたので銀座から出る。 電車で銀座から渋谷に移動する間ずっと、食べ物の話にはじまり食べ物の話に終わった。 彼女がペースの主導権を握っていたので、私のマイブーム、コプチャンチョンゴルー鍋については語る暇無く。否、一度語っちゃったか(笑)。兎に角二人とも食べるのが大好き。 渋谷は、私は人混みが苦手なのでもっぱら彼女に案内してもらいつつ、 忘年会の前にまず軽く食べ、それから忘年会会場へ、GO!
渋谷の、マルイシティをちょっとパルコ側にあがったところにカフェ兼お酒も飲める場所がありました。 8人くらい集まったのかな。 特筆すべきは、渋谷とは思えない、好みの可愛いおのこを見た。目の保養。 黒縁眼鏡にチェーンをつけて、黒髪がサラサラで、眼鏡の向こうの目がピュアい。 嫁入り前の子が「ヤバいこんな気持ち久しぶりドッキドキするどうしよう」と私と二人で悶絶した。彼女は嫁入り前ですが、久しぶりにあってまず訊ねられたのはミラはどうなったのっていう話をするような子なので、そっち寄りの根がある。 「かわいい……あの黒縁がいい。チェーンがいい」と散々二人で呟いていたら、周りの根からノーマルな子達が「髪がちょっと……」と言われたりするけれど 「あのモッサリ感がいいの! あれでうっかり流行の髪型されたりしたら見向きもしなかった」と二人で盛り上がる。 なんだろう、ヲタクじゃなくても、根に何かある場合ってある。 兎に角あの店員は可愛かった。 ちょ、みんな行かない? クリスマス煩雑期あたりにさ。ね? 黒縁眼鏡チェーン黒髪サラサラ君を見に行かない? ノーマルな人達は「そこから恋に発展しないのか」と素朴な問いをぶつけてくるので、 「そこは物陰カフェでいい」と物陰カフェを提唱。 彼は物陰カフェに相応しい人物だった。 しかし久しぶりの人達がたくさんいて、もの凄いたくさん笑って。 学校の独特の怖ろしく爽やかかつ救いようの無い怖い猛毒発言の数々で笑いながら。
楽しかったけど、毒な学校だよな、と思い返したのでした。 まあ、私も毒なんで言い訳出来ないけれども。 アメリカから一時帰国したばかりの子が横に座っていて、私がセックスオンザビーチを頼んだ瞬間にもんどりうって笑い出して、確かにネイティブでこの単語は変だよねって笑って笑って 「浜辺の性交」 「よし、浜辺の性交ひとーつ! でも浜辺の性交なのに青くないね」 「これは夕日の色なんだよ」 とかオイオイな単語を連発しながら飲みました。 包み隠さない美徳、時として毒。それもまた楽し。
9時くらいに解散したのかと思ったらもう11時過ぎくらいで、高校のノリではしゃぐと時間はあっという間に過ぎるのだな、と。
帰り道でジャソプを買いました。 携帯電話にのぞき見防止シールの方がのぞき見されたら死ぬ程のヲタがバレるので携帯電話を一度も出せなかったり、友達が友達に誕生日プレゼントを渡している、中身のぬいぐるみを見た瞬間に一人で端っこで小声で「めーたん……」と呟いたり、 ヲタクを隠して生きるんは疲れる。 半分くらいバレてるとしても、こんな濃いヲタクだとバレたらいい加減、毒の対象化としての私が酷くなるし、おお怖い。 しかし高校の時の私のイメージもオタクだったらしい。そんなもんだろう。
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