世を忍ぶ仮の日記
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着物が男性名詞だったが浴衣が持ち合わせの辞書の和仏辞典に載っていなかったので浴衣も男性名詞と決めつけて、de 浴衣というタイトルにしてしまったのだが、もしこれで女性名詞だった場合には「de la 浴衣」とか大層語呂が悪い事になってしまうのでは無いか、と気が気では無かった。 というような事を考えてしまう自分が虚しい。
そんなこんなでシビレを切らしてオーナーに「も、部長先生とかどーでもいーからどこの病院でもいい、特患予約お願いします!」と電話してから(「分かったでえ、これから直ぐに○野原センセに直、それか秘書さんに電話するから、月曜日に電話するわァ。待っとってなー」という格好いい言葉で慰められた。そんな電話するくらいにどこかせっぱ詰まっていたらしい、私の体)。 さて、いざ着付けです。 ちょっとしたお出かけにサラリと小粋に浴衣を着…… 小粋にサラリと…… サラリ…… サラ…(涙) 独学大好き必死に本を見ながら、最終的に「着崩れがなんじゃこのクソ! 知ったこっちゃあるかい!」と結局ブチキレ寸前で何の事やらサッパリな状態で浴衣を着ました。 おはしょりの処理(だじゃれじゃなく)が出来んかったー。ショボッ。 次に生かすのサ(いつだ>自分)。 濃い紺地にトンボ柄、帯は赤です、帯が赤、好き。 頭の中には『ハチクロ』こと『ハチミツとクローバー』の一節 「骨抜きにしたい殿方の一人や二人」 「おばさまわたくし是非これで!」 という言葉がずっと鳴り響きつつ同窓会待ち合わせ場所まで行っていたのですが、同窓会っつーてもおなごばかりですな。 骨抜きにしたいおなごの一人や二人や三人や四人! ワハハハハハ。 洋服のアレコレを考えるよりも合わせを決めてる浴衣を選んだという説が非常に濃厚でっす。 スカート履くにも毛がモジャ子なんですー。キャー。
同窓会待ち合わせ場所、到着したのは時間きっかり、幹事二人がしっかり待ってました。 「時間なのに3人だけだよう」 「いやあ、こんなもんでしょう」 ひょっこりピコ1さんが来る。 「おお、ピコ1さんにしては早いのう」 時間感覚が緩々な学校で育ったんで、みんな遅刻なんだよーん。 遅刻しますメールが来た人は3分遅れ、ご近所さんは電話で「今これから家出る」と待ち合わせ時間に連絡が来るような緩い人達の集まりで出来た学校です。 学校があかんの。 高校から20分遅れで授業始まったり、はたまた授業そのものを忘れる先生がボコボコ居たりするような環境で育って「遅刻厳禁」なんて今更無理☆←開き直るな。 元遅刻魔なので人が遅刻することに寛容です。今までの罪を償うの。
お豆腐料理のお店で一次会。 もふもふ食べてたんですが、豆腐だという認識はあっても実は中身が何なのかの確認は取らずひたすら食べてました。 社会人の人(11人中社会人は2人ですよ! 多いデスネ!)にお皿に取り分けて貰って食べた。 至れり尽くせり。 「社会に出ると、こういうのやらざるを得ない環境になるんだよー」 うおー社会って怖いー社会出られないー。 最近、○山リカとかいう精神科医(ラカン派)が「社会に出たくない人達」みたいな本(題名朧気)を出してましたが、その本に向かって「なんで「出たい」て積極的に思うねん」とフツーにツッコミ入れました。 めんどいもん。本にするまでの事か? 久々の企画的同窓会、ともなるともの凄い懐かしい面々がたくさん。 飯喰って酒呑んでホゲーっとしてました。 浴衣は寒暖の差を取ってくれるので意外と暑くもなく寒くもならなく善い服です。お勧め。 あっという間に時間は過ぎて、一次会会場から追い出される。 7人になったところでサッカーが見られるようなバーの外部分で呑む。 何とは無しに恋とか結婚とかの話になってきたところで妙に端っこで壁の花ならぬ壁の浴衣と化す。 完全乗り遅れ。 たまに「ワー! 私も誘ってー!」とか乗ってみる。 だが、隣に私のスイッチをカチカチと押してくれる人が、居た。 「うーん、無精ひげとか良いよね」 アルマが言う。 「そうそう! 無精ひげは一日にしてならず。一日目は駄目なんだよ、やっぱしばらく経たないと」 「でも生やしすぎはまた汚いし」 「うん!」 アルマと握手。 遠い方では結婚話してる……。 「ああ、私駄目男が好きなのか? 金持ちと結婚したいのに…」 「私もー! ヘタレが好きなの直さないと大金持ちと結婚出来ないー!」 切実だ。 ヘタレなんだけど、この私を何不自由なく生活させてくれる人。うわっ、無理くせぇ。 「好きなタイプとか言われても難しいしぃ。芸能人で言うとね、津田寛治なんだけど、多分誰も分かってくれないと思うの」 「……誰だ……?」 アルマも首をかしげる。 「東京三菱のせん(でん、まで言わず)…」 「ああ! 兄さん(アルマの彼氏)もこの人善いって言ってたから分かる! あの人普通っぽくて善いって!」 「わあああああ分かってくれる人発見!」 ていうか兄さんと好みのタイプが一緒だったんですかー。と大爆笑。 その後スイッチが入ったわし。 「兄さん漫画好きだから微妙に漫画が増えていく……NANAとか読んでるし」 「私もフツーに読む」 「あとは、私はハチクロが好きかな」 大フィーバー! 出血大サービスですかアルマ! しばし花本先生と原田夫妻へ想いを馳せてしんみりした。 「兄さん曰く、あれはやりすぎだっていうんだけど、そこは男女の感覚の差っていうか、分かり合えなくても仕方ないよもういいよ、て思うんだけど。あとはどうかなあ、少年漫画の有名所が多いかも」 「有名所はあんまり知らないかも。いかんせん、『魁! クロマティ高校』、あとは『鋼の錬金術師』くらいしか持ってないよう、少年漫画」 「あ! クロマティ高校。兄さんが「人としてこれは買って読め!」て言ってたんだけど読んでない」 つーか何故クロマティ高校が人として買って読めなんですか、兄さん。T大ドクターコースの考えていること意味不明アルネ。 「ジャガーさんも買おうかと迷ったんだけど。私、はじめて買った少年漫画がクロマティ高校なんだよー…」 「ワァ、それはディープな…」 「だよね……。ハッ! 私も今度その合コン呼んでー!」 相当乗り遅れつつ頑張ろうとしていまふ。 でもスイッチが別のところにある時点で、もう乗り遅れ感バリバリなんですね。 いいの、今日の収穫はハチクロ浸透率、津田寛治が分かる人発見(しかも男性で発見)、ついでにウィーンから帰ったばかりの子にKOKIAの次の東京ライブの宣伝までしておいたから。 あの子は相変わらず謙虚な子でのぅ…、すっげー10年前からあっきーのファンだったのに「全然関係無いのにっ」とか言ってたけど、ファンとして信仰が篤かったのは彼女だろう。 こう、机に名前書いたら顔を真っ赤にして照れるような、そんでもって「消しゴムで消せないッ」とかいうくらい信仰篤く、「じゃあ私が消そうか」というと「消さないで、あ、でも消さないと」というくらいに信仰していた感があったので、あっきーも覚えてるよ! 大丈夫だよ! と。 エリザ皇后は「あっきー大丈夫? 働き過ぎてない?」と心配しておった。 裏でこっそり身近風デス。
帰りがけにアルマが兄さんと電話していて、 「浴衣だよ」 と言ったら電話替われと言われたらしく、可愛い錦鯉柄の携帯電話(あの携帯電話かわういよう)が回ってきた。 「おう久しぶり、元気?」 と訊かれたので正直に 「うん、近々入院するけど元気」 と答えたが、まわりから「入院!?」ていう声が聞こえた。 よくよく考えると変な答えか。 でもまあ、死なないだろうし。 「あいかわらず妹さんの部屋にはカビ生えてるの?」 ええとこ突いてきますな、兄さん。 今度色々語り合いたいぜ。 つーかジャガーさん読ませてくれ!
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