世を忍ぶ仮の日記
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2003年12月07日(日) Remenber me?

KOKIAのライブでした。
普段薄い生活を送る私には、とても濃度の高い一日でした。
今日の日記は長いよ?


まず折角東京国際フォーラムに行くなら、近くにある、若がやっているカフェに行っちゃいたいようと、エセさんとみきさんと蒼生さんに誘いをかけて、エセさんに連れていってもらう。
丸ビルにあるっていう情報で、丸ビルで変な人々観察をしながら待ち合わせをしていると、丸ビルの中の表示レストラン&カフェ看板に若のやっているお店が無く
「わー! 若のお店が(案の定?)潰れちゃったヨー!」
と嘆いた。
エセさんがそこに、明日提出の卒制の「材料」を買ってきたーという袋を持ってやってきて、
「若のお店は丸ビルの中じゃないんだよ」
と教えてくれるも、全員どこか
「若のお店は潰れてないかなー」
という不安はぬぐえない。
理由:若だから。ではないだろうか。いや本当は意味不明に高いからなんだが。
みきさん登場して、いざ出陣。
コンクリートジャングルをちょっと歩いた、次に「行け」と言われても無理な同じビル風景を通り抜けたところにさりげなく若のお店は主張していた。
入って席に案内されるやいなや、「若はいねがー」と若を探し、奥でひっそりと眼鏡をかけ、スーツを着た若を発見する。
「あ、若コックコートじゃない! ヘタレ感が足りない! 若のくせに!」
若のコックコート姿を見たエセさんがコックコート姿の若のヘタレ感について教えてくれる。
あいかわらず、ninja系列の意味不明な値段の高さにメニューを見て「はあああいはい」と思いつつ、注文を終え、食べ始めたところで若登場。
最近はninjaに行かれているんですか? など普通の会話をした。でもよく考えたらのっけから「またお痩せになられました?」など女性に太った痩せたを言うのは客商売のトップの会話じゃないと思うよ、若(笑)。
「あ、お料理冷めてしまいますね」
と去ろうとする若に
「ではまた」
と営業妨害のようにさりげなくまた来るよう強制するわたし。ウヒャヒャ。
「スーツなんて着おって!」
とエセさんは言うが、はじめて若としゃべるみきさんですら
「大丈夫、充分ヘタレ感が漂っているよ、しっかりしているよう振る舞ってはいるが」
とヘタレを見抜く。みきさんの審美眼はちゃんとお花ちゃんも見抜いていたようだ。
若の面白いところは、一見もの凄く頭の切れるしっかり者に見えるところだ。しゃべらせればしゃべらせる程にボロッボロ何かお花ちゃんとかヘタレとか出てくる。見事だ。
食し終えた所に、今度はサービスの(!)フルーツのジンジャーソルベあえを持ってきて若が登場。
「すごい手抜きで、すいません」
だからそういうことポロッと言っちゃうあたりが……(ププッ)。正反対で悪いがKバーテンならものっそ偉そうに無言で持ってくるぞ、これ。だってどっちにしろサービスで持ってきてもらってるんだから有り難い一品じゃん。
テーブルの上のものを「下げますね」と持った時に「ちぃちゃん」状態で皿三枚でもう動けなくなるんじゃないだろうかとウキウキしながら見ていたら、店員さんがやってきてヘルプしてくれていた。もしかしてやっぱりちぃちゃんになっていたんじゃなろうか。ちょっと「どうしよう…」ぽい動きになっていたし。やった! やっぱ!
そして左手薬指の指輪を発見してしまった。ええん畜生、若のくせに! うわあん。
そして店の主らしく、お店のクリスマス限定商品を紹介してくれた。
エセさん、クリスマスの予定をここで過ごしたいと駄々をこねはじめ、みきさんから「卒制をしろ!」と怒られ、蒼生さんから「ここでクリスマス過ごすのはカップルばっかりだよ?」と諭されるが、どうやら卒制をやる気配にはならなかった(笑)。
ライブに向けて良い時間になったと思われたので、移動。
「今日はお花ちゃんな日だね」
「そうだね、KOKIAもお花ちゃんだもんね」
会場入り口でみきさんの弟くん登場。登場は、会社から電話を受けてめっさ動揺をしつつ折り返し電話をしている深刻なみきさんに向けて挨拶の一発のつつきをかまそうとしている姿で分かった。
つつくのは、血のなせる技だった、竹河の家の血は人をつつく。
それから、京都出張帰りの「サラリーマン出張コス」の佐藤さんとも落ち合い、パンフレットを買って席に到着!
8列目ど真ん中。ワハーイ☆
みきさんが「KOKIAのライブはどのくらいではじまるんですかねぇ」と。
「うーんと」
「あ、今バクチク考えましたね?」
「いやいや、今までのKOKIAを反芻していたんす。バクチクのような事は一度も無いっすよ、ええ」
ライブ始まる前に軽く仮眠を摂って(笑)、あっという間にライブ開始。
全員座りっぱ。
最初はなんと『調和』ではじまりました。
シルエットが見えた時点で「うおお、今日の衣装は可愛い、絶対可愛いっすよ!」と騒ぐ私とみきさん。
どわーっと歌って、MC入った途端、もんどりうちはじめるみきさん。
ああ、そうだね、生KOKIAの愛らしさははじめてだと吃驚するくらいだもんね。免疫ないともんどりうっちゃうよね、可愛いよね。ウヒャ。
白いふわふわの素材の洋服に、白い皮っぽい素材を巻き付けたりした衣装。全身白。姫!
前半は全員座りのコンサートだったのだが、後半
「…ね? 誰かが立ってたら、「お、私も立とうかな?」とか、みんな好きにしてくださいね」
と言って衣装替えに歌の間に上手に去って行ったKOKIAの言葉に素直にみんな立つ。
ていうかライブなんだから立ちたかったんだよー。
みきさんなんて、もんどりうちが足りなくて大変よ。←人を勝手に。
立って、ライブっていう感じが強くなって、KOKIAのお花ちゃんはっちゃけはじけっぷりも強くなり、みきさんのもんどりうちボルテージも上がっていく。
ちなみにKOKIAは円周率は途中で言えなくなって「誰か……助けて……」とか呟いてました。あうー可愛かったよー。
特別企画クリスマスソングとか、デスペラードっていう曲(佐藤さんが詳しい)を歌ったりして佐藤さんの動揺を誘ったりとか、KOKIAはサービス一杯でした。ていうか佐藤さんは何故動揺したのだろうか。さ、みんなで問いつめてみようね!
あっという間にライブは終わりすぎ、アンコール。KOKIAのアンコールは毎度怖ろしく拍手が揃うのう。そして間を開けず登場するのうKOKIA。
「ありがとー! KOKIAにとってアンコールはご褒美なのー! 「わ、今日はアンコールつきか?」みたいな。だから本当に嬉しいー!」
みきさんが悶えてました。後の男達が雄々しい声で「だったらダブルアンコール」と呟いていました。いくらでもええご褒美をあげたいですわいよKOKIAにアンコールというご褒美。こっちもありがてえ。
帰りしなにアンケート用紙を書き込んでいたら、学校の先輩らしき人を見た、と振り返ったら後輩君が居た。
「これで明日からの試験もがんばれるかなって」
ちょっとこやつも顔の割にヘタレ感が強すぎるが、がんばろう! がんばってくれ!
学校の先生(サトコウ)に会って「せんせー」って言ってたら楽屋パスくれた。この先生、甘えたがりのかまわれたがりさんなので、「いやん先生好きっ」て言っていれば割となんでもやってくれる。チョロイ部類である(四年習って感想がそれかよ)。
楽屋パス貰ったけど、顔見せした後はKOKIAも忙しそうに挨拶回りをしていたので、慌てて東京駅に行って合流して、新宿で御飯を食べようっていうことになった。
駅を降りて流れていったら、ピロのアルバイト中の店に近くなってきたので、行ってみたらやたらと混んでいた。
ピロは帰宅後「行ってくれたら席用意したのにぃ」だそうだが(余裕が出てきたらしい)これは予告無しに行くからたのしいのではないか。
席が無いので、階下の別の店に行って食べる。ハイエナの様に食を消しつつ、佐藤さんの鞄の中身チェック(半分くらいしかチェックできなかったと思うのね、きっと。あ、違う4次元部分から適当にチョイスされちゃったのね)をしつつ(みきさんの弟くんが頑張って鞄を強奪しようとしてくれたんだけど、すんでのところで取り押さえられちゃったのね)飯を食う。第一弾が落ち着いたところで、「佐藤さんの冬のお衣装は?」と私に背中を押されてみきさんが尋ねる。
「あのサイトは一体どうやって」と。
「いや。ヤフー検索で探していって、や、やましいところは何一つ無いです、無いですよ」
「やましい……」
「やましい……」
「やましい、とは」
「佐藤さんにとってのやましい、とは?」
更に波紋が広がる。水の中に水滴を一滴落とした時に徐々に広がる波紋のように、心に一滴落とされた。
佐藤さんにとってのやましい、はどこにあるのか?
第二弾の食事と飲み物がくる頃には、佐藤さんとみきさんの弟くんも仲良くなってきた模様で、一緒に「ああ私の恋は南の風に乗って走るわぁ〜」と歌っていた。
仲良き事は美しきかな。
みきさんの弟くんはこないだ舞台で若様をやった時にすね毛を剃ったらしい。
「なんか、少年の役だったから…」
「少年だとすね毛無いの?」
女姉妹で育った私が素朴な疑問をぶつけると、逡巡した後佐藤さんが
「……ない、です…」
と言った直後におとうとくんが
「演出家の意向」
と言って、ダブルで来たので爆笑してしまった。
少年には、すね毛が無いのがイメージとして演出されるものなのか。
その後少しすね毛談義などをしつつ、時間が来たので駅へ行って解散。
電車の中で「今日は、デスペラードなどもありましたし」と佐藤さん。
「ああ、デスペラードって……本の?」
「…あ、いや。あのっ、デスペラードって言ったらデスペラードですよ」
「それじゃ分かりません」
「ねえ、佐藤さんが何言っても全部やましく聞こえるんだけど」
蒼生さんが的確に指摘する。
「……間の取り方?」
「ハッ! 今日勉強した事は間の取り方だ。若も、間の取り方がヘタレ感を出してるっていう事だったしね。ようし今日から私は何一つやましいことの無い間の取り方にしてやるぞう!」
みなさん、間の取り方には充分気を付けて、ヘタレ感を出してみたり、やましい感を出してみたり、自由自在に操れるようにしてみましょう。


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