世を忍ぶ仮の日記
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2003年11月21日(金) なんてことない日常の中で

なんてことない日常の中で、昨日の午後の記憶がまるっと無い。
とりあえず寝坊して起きたのでしばらくそれに気がつかず、数時間経って無いことに気がついても、深く考えることなく、1日を過ごした。


夕方に、久しぶりに叔母の家に行く。
お留守番の役目。
駅でピロと待ち合わせして、案内して、もし体調が悪くなったら先に失礼しちゃおうという姑息な魂胆を持ちつつ、マックで待っていたらピロが「電車の乗り間違い発覚!」というメールを送ってきた。
ツッコミの精神も忘れて普通に「待つから来い」と送った。
どういう間違え方をしたんだろうこの子は、と訊ねたら山手線で逆に乗ったつーて東京初心者のような間違いを、しかも5駅間気がつかなかったから40分も遅刻したんだね。しかも乗り換え駅で違う地下鉄に乗りそうになってまた遅刻したんだね……。もうツッコミ入れる気失せるんだよ、その子供ボケ。
「ちゃんと調べたのにー」
携帯電話のiモードのサイトはね、山手線(環状線)の内回りか外回りか、書いてくれるよね。
「受験の時みたいに、1週間前に一度下調べして行っとくべきだったのかなあ」
「そこまではしなくていい。しかも下調べしても君は迷子になる」
「そうかもー」
なるなー!


そんなこんなで留守番役を仰せつかったのに遅刻の為、無人の家に入り、テレビを見つつ本を読む。
「ねーマイケルってあのマイケル?」
「3億円なんてマイケルにとってははした金だろうね。「3億円程度? なんだー安いねオレ。もっと払うけど?」てな」
「うお。自家用ジェットでラスベガスだって! 言ってみてええ! その心を見事掴んでる」
日本では、はした金の道路交通法違反を巡っての最高裁逆転無罪判決をやっていて、平和だなああと噛み締めた。
イギリスでのブッシュ批判のデモンストレーションが過激でときめいた。ダテに馬面じゃないんだね、ロンドン市民。暗い国の方が案外暴れるっていう証明をしていたよ。
そうしていたら、まずお兄ちゃんが帰ってきて、こまっしゃくれっぷりを発揮して色々かいがいしく世話をしてくれる。良い子に育ったなあ。
インコに目を輝かして興味を示すピロに「部屋に放してあげるね」と部屋で飛び回るようになったインコにマジで怖がるピロ。私はそのまま放置プレイを楽しもうとしたのだが、従兄弟君は風切り羽を取られた跳べない取りだけをその場に残してゲームへと消えた。
でも跳べない鳥すら「踏んじゃうかも!」とパニくるピロに、私が踏んだ時の感触等言葉責めの嵐を与えていたら、従兄弟君がやってきて(人前でプレイはしません)「じゃあ、この小さな箱なら大丈夫かな?」と箱に入れてくれる。とようやくインコから1メートル以内にまで近づけるようになるピロ。
あんた、怖いなら興味を示すなよ。

晩ご飯は、1万円以内で何を食べてもいいという言付けに、従兄弟君は寿司が食べたいとの事で、ピロと二人で寿司談義をしている。
一通り盛り上がったところで、私も一応ネタを決めておこうと参談。
どう計算しても、たくさん頼んでいるピロが一番値段が安いというのが笑える。
「ここの寿司屋ね、そこら辺の寿司屋とは違ってマジ美味しいよ? シャリが少ないから食べてもお腹ふくれないの」
お母さん寿司好きだもんねえ。
「やっぱトロなら大トロいっとかないと!」
母親が居ないもんだからはしゃいで好き放題頼む従兄弟君。
「お姉ちゃんはどうするう? あんま寿司好きじゃないんだっけ?」
「いや。回ってる寿司を食べたことないだけ」
「出たっ!」
「でもこの寿司屋で回転寿司の話なんかしたら睨まれたよ(苦笑)」←従兄弟君。
「フッ。あたくしの勝ちね。この寿司を食べる人間は回ってる寿司は食べなくていいの。あんたはこの50円ネタでも頼んでなさい」
「そーしよーっと。かにっこー!」
マジでかよ。


バレーボールを見ながら従兄弟君お薦めの高級寿司を食べる。
セルビアの選手達の凶悪っぷりに怯える。
「ギャー! 全員が凶悪犯罪犯してそう! 人殺してそうー!」
半ばパニックに陥る私。
ワールドカップ選抜選手に向かって「性犯罪、しかも小児同性愛的嗜好殺人」という言葉をはきかけてやめた。一応中学生の子供の前だし。
アメリカ人とは違い、いかに調子に乗れども表情筋がピクリともしないセルビア勢により一層怖がる。もう、泣きそう。殺人出来ないストレスをボールにぶつけてるんじゃなかろうか。食べ物は血じゃなかろうか。色々妄想が広がるセルビア勢。
バレーが終わって、丁度下の妹ちゃんが帰ってきたところで、学校の話などになる。従兄弟ちゃん可愛いのう。照れ屋っぷりがたまらんよ。
会話の中で、従兄弟君が「丘の上のカトリック、中高一貫男子校」に行っていることが判明し、電撃ショックを受ける私。なんとか耐える。
「校長先生学校に住んでるんだぜ」
勝ち誇ったように言ってるけどさー、君、これからの人生呉々も気を付けてくれよ色々と。
早速陰湿なイジメを受けそうになってはねつけている従兄弟君。
帰りの電車で「受けかなー攻めかなー」と考えている腹黒い従兄弟のお姉さんが居ることは知らないで育ってくれ。
頼む。


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