世を忍ぶ仮の日記
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2003年11月19日(水) あなたが欲しい

声楽のレッスンの日です。
合わせの前にシフォンケーキ(マーブル)を食し、いたく満足。
だがしかし、女の子の日にお気に入りのスカートをはいていたら血が漏れて、シフォンケーキすら忘れるくらいのショックを受けている時に、携帯電話にきたメールの内容がやたら重たくて余計に動揺。
動揺は一気にやってきた方が手っ取り早いので、泣きっ面に蜂というのはよしましょう。



声楽、今回の歌は喉にキた。
ここのところ空気が悪いのか、外気を吸うと喉に沁みる所為で喉が荒れていて、喉がガリガリしてる。
外気が沁みるくらいに喉が荒れてんのか、それとも箱入りっぷり(引き籠もり度)が上がっているのか、どちらもでしょう。
あ、あと知らない間にあいかわらずタバコも吸ってるし。
さて次の曲は何にしようか、うーんもう歌える曲(簡単な曲)無いよ、アリア、と言われて
「歌曲でもいいですよっ!」
と言う。
歌曲の方が難しいから抵抗していた事をスッポリ失念しているわたくし。
「歌曲かー。クリスマスっぽい曲ー……」
と考えに頭を沈めはじめた先生に
「くりすます?」
と伴奏者と二人でシンクロさせて首を傾げる。
ほう、世の中、キリスト教の人々はイエスの生誕を祝うという。クラシック音楽は西洋音楽なので存在するのは当然かもしれません。
先生は何度言い聞かせても、偏見を捨ててくれません。
「ほら、クリスマス一緒に過ごす相手くらいいるでしょ」
「いません。何回言ったら分かるんですか!」
「あ、私クリスマスに、クリスマスケーキ売るバイトしたいんですよ」
後輩がハチクロのような事を言うので、
「うおおあたしもそれやりたいー!」
と二人で盛り上がっていたら、先生は更に曲を探す為に頭を沈めはじめた。
「よし。じゃあグリークの「Ich liebe dich」とサティの「Je te veux」の二つ、やっておいで」
と言われ、図書館で検索して取り寄せしました。
図書館のシステムが、いつの間にかパスワード制になっていたり、紙に書いて取り寄せようとしたら「自分でパソコンでやってください」と切り捨てられたり。フン、こないだまでどこよりも使えない図書館だったくせに偉そうにしやがってぇええ(怨)。




帰宅して気がついたんですが、
先生。
私はそんなに愛に飢えてる可哀想な女ですか?
クリスマスを一人で過ごしちゃ駄目なんでしょうか? 
イエス・キリストの生誕を祝わないのならば、イコールで哀れな女ですか?
「私はあなたを愛しています」と「私はあなたが欲しい」をペアで歌わなければいけないほど、私は哀れな女に見えるんですね。


そんな事よりイタリア語とドイツ語とフランス語を一週間でやる苦労も思いやってくれ。
混乱中。


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