世を忍ぶ仮の日記
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昼過ぎに知らない電話番号から電話がかかってきました。 電話番号表示があったので、ヒツウチよりも安全かと思って電話に出たら。 「○○警察署ですけど、※△さんですか?」 「ハイ」 やましいこと山積みだと、不思議と緊張しないものなのでしょうか。ああもう仕方ないかなあ観念しちゃおう、とか考えてました。 いやあ、ホラさあ、記憶無い間に色々やらかしたかもしんないじゃん?←湘南男口調で。 しつこいように本名の確認してくるし一体何事だと思ったら、単に自転車盗難でした。 「ああ、そういえば自転車無いです」 私の頼りない返事に警察官、ハテナ〜という雰囲気を電話の向こうから漂わせてくる。 というのも熱を出す前に自転車を使っていた為、そこら辺前後の記憶がまるで無い。鍵も無い。どこにあるんだ、自転車の鍵ー! 「すいませんがどのような状態で発見されたんでしょうか」 いたく普通の質問を投げかけてみた。どっかの公園に投げ捨てられてたんだって、可哀想な私の自転車。 でも。 「分かりました。えっとどこに取りに行けば?」 「O田Q線のK江駅の北口です」 「分かりましたーありがとうござ……待って下さい。そこからうちまで運ぶのは、もしかして私!?」 「そうなりますねえ。自転車で20分? いや30分はかかっちゃいますねえ」 無理だ。ごめん自転車。しばらく託児所で預かっていてもらいなさい。お母さんはしばらく入院してるから。 自転車で30分、漕ぐ体力も精神力も絶対無い。言い切る。例え体力があったとしても、精神力が保たなくて途中で車に轢かれる自分が目に浮かんだ。 やっぱり熱を言い訳に、しばらく託児所に子供を引き取ってもらいっぱにしておく。警察官は親切にもいつ引き取りにきても良いと言ってくれた。良い子にしてるんだよ、自転車。
ドドドドラえも〜ん!
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