世を忍ぶ仮の日記
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2003年07月17日(木) 怪奇

それは夜更けも夜更け、丑三つ時の真中で御座いました。
次の日何も無いとは言え、起きているにも潮時であろうと腹を括り、眠る準備を整えようと洗顔を済ませていた時の事で御座います。
ぬるま湯で何度も顔をゆすいでいた、無防備な腰を、強い力で引きずり込まれるように掴まれ、驚きながらも泡だらけ、悲鳴をあげながら慌てて洗い終えようとする背後で、厠の鍵を閉める音。犯人はどうやら、灯りもつかぬ厠へと行った様子。
顔を洗い終えて恐る恐る厠の方を見てみると、なんと閉まったと思っていた扉は開いておりました。
同居人は二人。
うち一人はうとうとと横になっていたようで、悲鳴を聞いて何事かと尋ねます。
もう一人は、別の部屋に居ます。
では、あの手は一体誰だったのか。
怖くて必死に残りの二人に問いつめますが、二人とも知らぬ存ぜぬを繰り返し、挙げ句、一緒になって朝まで眠れぬ騒ぎへ発展しました。


次の日、家を出ようとしたら、なんと鍵が家から消えているではありませんか。
あれは幽霊の仕業かそれとも盗人の仕業か。
未だに怖い毎日を送っております。



以上、ピロの経験。
犯人、私(鬼笑)。
鍵は故意に無くした訳では無く、怖がりすぎたピロがパニック起こして鍵を見つけられない人になっちゃっただけですが、みーちゃんが「朝7時まで眠れなかったよー超怖いー」と言うので、もうこりゃシラ切るしか無いなとこっちも腹を括って「いやーん鍵が無いって聞いた時にはもうどうしようかって思ったー、あたし人間が一番怖いもん」とかホザきました。
人間が一番怖い。
私という人間が。


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