世を忍ぶ仮の日記
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2003年01月21日(火) そこに愛はあるか

今日は2連続合わせの怒濤の一日でした。
まずはピコ2さんとのカルメン・ファンタジーを試験仕様に仕上げようという計画で。
先日「先生から最初のところ、もっとまいてまいてって言われたの〜」という泣きつきのメールが来たので、フムフムまいて(端的に言うと、まいて、とはちょっと早めにの意)弾くのね、と思ったら、速攻。
「はーーやーーーいーーー」と睨まれた。
「やあ。まいてって言われたっていうからまいてみたんだけど」
「…………ちょっと、テンポ戻して弾いてみていい?」
弾いたあと。
「あたしゃこれでいく。いくったらいく」
「いいのか?」
「いいの!」
「先生はまいてって…」
「上司には逆らって生きるのよ!」
子供の頃から踏まれて踏まれて麦踏みされて、強く育ったピコ2さんです。
「先生は、試験来るの?」
「来ないね」
目の前に先生がいても「いない」と言い張るような口調で言い切るピコ2さん。
よし分かった。
あんたがそこまでそのテンポに執着するというなら私はそれに付いていこうじゃないか。
「んじゃ、前奏で早いっ! て思ったら試験の時も速攻睨んでね」
というわけで、テンポ設定を細かく指定しあいながら合わせをしました。
途中、眠すぎて意識不明になって、4回弾くところを2回でプッツリ吹っ飛んだら思い切り睨まれた。
「格好悪い…」
「ごめんなさーい」
眠すぎて勝手に手が止まるって……いったい……。
そして、合わせで前奏が3小節終わっていざバイオリンが一瞬音を鳴らしたか鳴らさないかの時に。
「イヤだ!」
「何? 私は今全否定をされたかのような気分になったんだけど(ドキドキ)」
私が動揺してると、「ああごめん。自分に対してだから」とあっさり言われた。
あくまでも淡々と、大きな声でキッパリと「イヤだ」と素早く言われたら人間びっくりするので何かの折に実験してみてください。



合わせ終えて「腹減った腹減った」と騒ぎつつ、私は泣きながらイヤだイヤだとごねながらしかも※○×●このヤローやりたくないようとくだを巻きながら学校に声楽の伴奏をしにいった。
前回のファックスで既にブッチキレ最高潮な私は、しかも今回眠たかったので、レッスン直前の合わせで恐ろしくキレモードなまま合わせの確認をしてみた。
言われた事はね、敢えてこなしてみたりとかね。
それでもしつこく言われたりするから、音に怒りをぶつけてみたりとかね。
それを発信しすぎてちゃんとキャッチしてくれて、直接「音にぶつけないで」と言われたら、沈黙の刑に処すとかね。
あの沈黙は何分あったのかしら?(きゃろ〜ん)
ちょっとした楽譜の見間違いで合わなかったので、ちゃんと合うようになった途端「どこをどうしたの? 今」と訊かれて。
「?…………………………………………………………別に何も」
自分でも、「別に」という単語が出たら末期だと知っているので、激しい鬱だなコリャコリャとか思いつつ伴奏を続ける。
しかも最低の嫌がらせ。
音程が悪くなったら、伴奏をピタリと止めて無垢な瞳で歌の人を見る。
最悪の嫌がらせだろう。
でも私、音程悪いのダメなんだー。
無垢な瞳で見つつ、何も言わないで見るだけなの。
「あら? 音程が…?」
自分で気が付いてくださってカッカ嬉しい。
「ええ。半音以上ずれてたものですから…」
なにゆえ気が付かないのじゃ。素人じゃあるまいし。
研2だろ?←サイテー発言。
しかも更に私の神経を逆撫でする発言。
「私ね、試験の時には伴奏ほっとんど聞こえないから」
…………んじゃオレ要らないじゃん。
レッスン終わって、「はー、もうダメ。あとは歌って走って逃げるだけっ!」などと言ってるハイテンションの人を一人置いて、ロウ激しい私は寒い街を買い物して帰った。
帰ってカルロ君に慰めて貰った。
脳髄の芯が眠たい、そんな眠気の1日だった。
イヤなものははっきりイヤと言える、ピコ2さんのような人間になりたいです。もうフォントサイズは7くらいで。
「イヤだ」てね。
無言攻撃は時間の無駄だわ。


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