ヤグネットの毎日
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2002年05月26日(日) 久世校区 クリーン大作戦


25日は、久世校区のクリーン作戦。朝9時から近くの公園の草引き作業。その後、集会所に集まって、みんなで久世小学校まで歩きながらゴミを拾った。小学校についてから、敷地の清掃をしたあと、グラウンドの側溝のドロあげをした。これが重労働で、体がクタクタになった。
 でも、地域と子どもたちが過ごす学校をきれいにする仕事は、やりがいあるもの。疲労も心地よかった。
 子どもも、お年よりも、お父さんもお母さんも力をあわせる。すばらしい取り組みだ。

 午後からは、城陽市教育委員会主催の社会教育登録団体を対象にした「リーダー研修会」に参加。城陽市少年少女合唱団も今年から、ふたたび社会教育団体の登録団体になった。本格的な活動を軌道にのせたい。
 リーダー研修会では京都教育大学助教授の高乗秀明先生が、「完全学校週5日制と社会教育団体との関わり〜地域が支える子どもの学びと育ち〜」というテーマで講演。
 僕自身とても関心があるテーマだったので、興味深く聞くことができた。

 とくに印象に残ったのは、次の点だ。

 1)将来像を描けず、自己評価も低い日本の子どもたち。1992年の調査だが、小学生を対象にした国際比較研究は、東京、ハルピン、ロス、ストックホルムの4つの都市を比較して、日本の子どもたちが、「しあわせな家庭をつくる」「仕事で成功する」「よい親になる」などそれぞれの設問で、「きっとなれる」と答える割合が、他都市とくらべてもっとも低いことを示している。さらに、自分がどんな人間だと思うか、に「勉強のできる子」「人気のある子」「正直な子」などのいずれの設問に、日本の子どもたちがもっとも低い回答をよせている。
 
 これらのデータも紹介しつつ、高乗先生は「何のために学ぶのか、という目的や学ぶことへの意欲が十分培われいないことがいまの学校教育が抱える課題」と指摘。そして、学校という枠組みから、地域を巻き込んで、「地域で学び、地域を学ぶ」こともこれからの学校教育では求められていると、お話をされていた。
 
 2)これからの教育は、学校と地域の連携がますます必要に。教育センターとしての学校と、地域を支えるボランティア活動(自発的に学び、活動する人たち)のネットワークが求められる。次の世代を担う子どもたちをどうするのか、は広く手を携えられるテーマ。社会教育団体として活動する人びとが、生涯学習という角度と子どもたちを育てる教育活動に、多彩に参加してほしい。

 講演を聞き終わって、「いまの子どもたちが『将来像を描けず、自分に自信がもてないのか』」というその原因まで掘り下げてほしかった、という思いが少しだけ残った。
 そんな思いを引きずって、本屋をのぞいたら門脇厚司著『子どもの社会力』(岩波新書)をみつけた。その疑問に応えているのでは、と直感がはたらいたので買ってきた。楽しみにしている。


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