ヤグネットの毎日
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2001年12月03日(月) 年賀状用の写真


 最近、風邪ぎみで身体がしんどい。
 のどの痛みだけだったのが、昨日などは咳き込みはじめた。
 息子からうつされたのかもしれない。息子はすっかり治って
 やんちゃしているし。

 日曜日は、宇治の平等院に年賀状用の写真を撮りにいってきた。
 先週の土曜日に日本テレ系の「ズームインサタデー」で紹介されたためか
 ものすごい人、人、人。
 その間隙をぬって、自動タイマーでパシャ…。
 
 僕たち議員は基本的に選挙区内、つまり城陽市内には年賀状を出すことは
 できない。だから城陽以外には三人でうつったものを、市内用には妻と息  
 子の二人のショットと使い分けることになる。
 95年から、もう6年連続で家族の写真。これからも続けたいと思ってい 
 る。

 あらためて気付いたこと。
 鳳凰堂にむかって右肩のところに、高層マンションがニョキッと2つのぞ 
 いている。
 宇治市は、なんと景観に配慮のないまちか、と以前に問題になった。
 不粋だ。
 それから平等院ミュージアムものぞいたが、仏像のコーナーでのこと。
 なんという仏像かは、忘れてしまったのだが、
 檜の一刀彫りの仏像がとても美しかった。
 正直いって、これまで仏像をみて、感動を覚えたことなどはなかったのに
 昨日は、癒され、きれいだという感情がわいてきた。
 なんでだろう…
 義父の手術などもあり、「生きていてよかった」ということばがいまも
 僕の心に残っているからでは、と思った。
 仏像に対面し、幾百万もの人々が死ぬことへの怖れと生きていることへの
 感謝をこめて、手をあわせてきたことだろう。
 ぼくは、とくに信心をもたないが、仏像をみつめることでなんとも落ち着
 いた気分になることができた。
 来年は、35歳。いつまでも青年の気分でいたけれど、
 死を意識しながら暮らす、そんな年代になってきたのかな?

 皇太子の妻、雅子さんが女の子を出産した。
 ひとしく、新しい生命の誕生は喜ぶべきことだと、僕も思う。
 でも、過剰反応、過剰報道にはいつもながら、「おいおい、そっとしてあ
 げろよ」と思ってしまう。
 政治的利用には意識的に批判的精神をもつべきだ、というのが僕の基本ス
 タンスだ。

 
 


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