今日の一仕事は洗車。その後、読書。
1冊目は『ジョゼと虎と魚たち』(田辺聖子/角川書店) 映画のほうを観そびれたので、まずは読書から。 表題作だけでなく、すべての短篇作品の登場人物が関西弁で、 読んでいるだけでなんともいえない柔らかな響きを感じます。
2冊目は『スペース』(加納朋子/東京創元社) 待望の駒子シリーズです。 第一作目『ななつのこ』を読んだのは大学2年の時。 ちょうど今頃の季節、能楽堂に行く前に購入し、 能が始まるまでの待ち時間に読んでいました。 物語は、『ななつのこ』という作品に惹かれた主人公が、 作者に出したファンレターから始まりましたが、 そのうち作者と面識をもつようになります。 今作品では、いよいよ2人の関係も進展するわけです。 淋しい私としましては、微笑ましくも羨ましいお話なのですが、 実は「スペース」を読んだだけでは「ふぅん」止まりです。 (といいますか、「有り得んだろ」とすら思います) しかし、次の「バックスペース」を読むと、一気に開けます。 鋭い人はすぐにピンと来るのかもしれませんが、 鈍い私は最後の最後で・・・「えぇ、ハヤミさん!」 (先の二作を読んでからずいぶん経つので、ますます鈍かった) でも、先に気づいて「なぁんだ」で終わるよりも、 最後に「おぉ」と驚いたほうがお得な気もします。 ともかく面白かったです。 このシリーズが好きだからという贔屓目もありますが。 4作完結予定のようなので、後1冊も楽しみです。
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