当世高校教師気質
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2004年04月03日(土) 『絶対音感』

月曜に兼務校に提出すべき書類を本務校に忘れたのに気づき、
面倒くさいなと思いつつ、取りに行きました。
グラウンドでは、早速、新入学生を招き入れて、
サッカー部が練習試合。ずいぶん熱心なことだと感心。

本日の一作:
・『絶対音感』(最相葉月/小学館)

もうずいぶん前にベストセラーになった一作。
めったに読まないノンフィクション。
ものすごーく丹念に書き込まれていて面白いのですが、
普段、読みなれていないだけに、非常に脳が疲労します。

私は吹奏楽部に所属していましたが、音感は鈍いです。
打楽器だからいいやと訓練を怠ったためだと反省しています。
よほどずれれば分かりますが、多少のピッチのズレに気づけません。
でも、友人には絶対音感の持ち主がいました。
彼は木をコンと叩くだけで、楽々と音名を言い当てました。
練習はほとんどしないのに、見事にファゴットを弾きこなしました。
そして、他人の音程には神経質なまでにうるさい男でした。
そんな彼に、劣等感を抱いた人間はたくさんいたでしょう。
よくも悪くも目立つヤツだったので、敵もたくさんいました。

現在、生徒の中にも絶対音感を持つ者が多少存在します。
彼女達を見ていると、ぼんやりと彼を思い出します。
共通するのは、生きにくそうな生き方をするなということ。
絶対音感があるからというわけではないのでしょうが、
やはり神経が繊細なのかなと思わざるを得ないのです。

本の感想というよりも思い出話になってしまったかな。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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