土曜日、研究室主催の学会に参加した。 つか、後輩の修論発表を観に行っただけだけど。 ちょうど一年前、震える声を抑えつつ、 壇上に立っていた自分を思い出し、無性に懐かしかった。 修論を書いていた頃は決して楽ではなかった。 自分の限界を目の当たりにし、周囲と比較しては焦り、 何度も何度もこの道を選んだことを後悔した。 講師の道に進んで、経験を積めばよかったと何度も考えた。 それでも、その辛さを補って余りある魅力的な日々だった。 自分の限界を知りつつ、未知の可能性も知った。 何よりも、最高の友人がいた。
後輩が言う、「早く終わればいい」
その気持ちがわからないわけではない。 でも、ものすごく羨ましい台詞だ。 彼女達も知るだろう、その辛さが最高に贅沢な時間なのだ。
その後、学部時代の友人と会った。 出張でこちらに来る用事があったというので、 一緒に飲みに行った。懐かしかった。
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