当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2003年06月06日(金) 衝撃

今日は高校総文。
兼務校での自習監督を終え、会場に向かう。
久しぶりに聴くブラスの演奏。
コンクールまでもう1ヶ月ぐらいしかないから、
どの学校もやる気満々・・・うまぁ。
でも、ウチはウチ。よそはよそ。
一生懸命やれば、それはそれでステキな話だね。

ただ、今日は無事に終了してくれなかった。
以前からちょっと噂のある子がいて、
それでも私は強く意識していなかった。
だから、今日、その子がちょっと顧問に呼び出された時も、
軽口なんかたたきながら、残りの子を見送っていた。
そこへ、

「葉明先生、捕まえて」

・・・はぁ?
振り返ると、必死の形相で駆け出す彼女が。
車が来るのもお構いなしに車道へ飛び出す。
慌てて追いかけて捕まえるものの、
ものすごい力で抵抗されるわ、鞄で叩かれるわ・・・
初めてのことだったから、コッチも必死だ。
そこへようやく顧問の先生が追いついてくれて小休止。
顧問が電話をかけている間に、二人でソファにいた。

そうしたら、泣けて泣けて仕方がなかった。
その子のことを思って泣けて、自分の甘さを思って泣けた。
私はいったい何を見ていたのだろう。
学校という組織に入って二ヶ月、
無意識のうちにだれてきていたのだろうか。
もっともっと気をつけてあげねばいけなかったのだ。

泣くなんて、まだまだ未熟者の証拠だ。泣くのは最後だ。
その子にしてみれば、「何泣いてんねん、コイツ」だ。
泣くより先に、もっとしてあげられることがある。
私はもっと強くなる。もっとタフに。もっと大きな人間に。
自分が置かれた現状をもう一度見つめ直す時期がきている。
試験まで後一ヶ月強、気合入れていくぞ。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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