当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2003年02月07日(金) 『龍宮』

今日、ようやくアルバムをゲット。
しかし、予約してあった取り置きがなかなか見つからず、
結局店頭に並んでいたものをそのままいただいてきた。
別に構わないのだが、本来私のもとにくるはずのCDは
いったいいづこに行ってしまったのであろうか・・・

本日の一作:
・『龍宮』(川上弘美/文藝春秋)

ひさしぶりにゾクゾクとした短篇集を読んだ。
不思議な物語を得手とする川上女史の作品である。
しかも、今回はタイトルからもおぼろげに連想できるように、
どこか昔話・・・いわゆるお伽話チックである。
しかも、「昔、昔、おじいさんとおばあさんが・・・」から始まり、
「めでたし、めでたし」で締め括られる定型ではなく、
もっと淫靡で、生臭く、一抹の寂しさが漂っているのである。
本当の物語はきっとこんなふうにタブー性が強かったのだ。
軽々しく語られ、強引にハッピーエンドに持ち込まれるのではなく、
大きな声では語れないことを、恐る恐る語り継ぐのだ。
お気に入りは「島崎」、「轟」。

帰り際に父が食べたがっていた銘菓を買って帰った。
柔らかなお餅の中に黄粉餡が入っていて、周りに黒ごまがびっしり。
かつて、よくお茶請けで食べていたものだったのであるが、
最近はなかなか食べる機会がなかったので、私も久しぶりに食べた。
やはり、和菓子は美味しいなぁ。また、何か買ってこようっと。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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