N尾女史が来月頭から教育実習に行くということで、 今日は研究授業もどきをやってみることになりました。 一応、見学者は教員志望者ばかりなのでそれなりに厳しく、 N尾女史にはちょっと気の毒・・・申し訳ないです。 でも、実際問題、言うのとやるのとでは全然違うわけで、 偉そうに言うだけ言った自分を少し恥かしく思いました。
本日の一作: ・『ホテルカクタス』(江國香織/ビリケン社)
江國女史の書き下ろし、大人向けの童話ってヤツですか。 ホテルカクタスという名のアパートの一階には数字の2が、 二階にはきゅうりが、そして三階には帽子が住んでいて、 三者のちょっと変わった友情を描いている、短めの物語。 初めてこの設定を聞いた時にはさっぱり分からんと思っていたのですが、 実際、作品を読んでみると、面白いくらいシックリきます。 それぞれの性格が全く違うのに、不思議と調和してしまう。 「恋愛小説」の江國女史は最初は童話作家としてデビューしただけあって、 あぁ、こういう作品もなかなか素敵だなと思わせてくれる。 最後は少しだけ切なくて、でも清々しい終わり方なので、 私はかなりこの作品は好きだなぁと思ったのでした。
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