当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2002年08月19日(月) 『パレード』

今日は弟の誕生日・・・・・・ヤツも22歳か。
それなりにイイ誕生日を過ごしただろうとと勝手に思う。

本日の一作:
・『パレード』(川上弘美/平凡社)

『センセイの鞄』の続編。
とはいえ、ごく薄い、絵本のような本である。
所々に不思議な絵が描いてある(絵は吉富貴子さんだ)。
ベージュと赤とピンクが基調の不思議な絵。でも、可愛い。
笑ってしまったのは見開き丸々使って、畳の絵が描いてあったこと。

お話はある初夏の午後。
ツキコさんがセンセイにねだられて昔の話をするところ。
昔といっても、小学生だった頃のツキコさんの話。
ツキコさんには二匹の天狗がついていたという。
ココら辺、非常に川上弘美的。最近すっかり慣れた。

ツキコさんと天狗は別に一緒に冒険するわけでもなく、
同じように学校へ行き、塾へ行き、御飯も食べる。
だから物語も非常に淡々としていて、日常のようだ。
そして、その日常を私も幼い頃に体験していたのだろう。
私には天狗は見えなかったけれど、天狗のようなものは
きっと私の周りにもいて、私の子供心を反映していたのだろう。
おそらく天狗は子供にしか付かない、
子供だけが感じられる何かを具現化したものだから。

ところで、話の中に「ハバ」という言葉が出てきた。
いわゆる「仲間外れ」、私も使っていた。
でも、大学に入ってからは全国的に皆「ハブ」と言っていた。
だから、川上さんが「ハバ」を使っていたので驚いた。それだけ。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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