今日は弟の誕生日・・・・・・ヤツも22歳か。 それなりにイイ誕生日を過ごしただろうとと勝手に思う。
本日の一作: ・『パレード』(川上弘美/平凡社)
『センセイの鞄』の続編。 とはいえ、ごく薄い、絵本のような本である。 所々に不思議な絵が描いてある(絵は吉富貴子さんだ)。 ベージュと赤とピンクが基調の不思議な絵。でも、可愛い。 笑ってしまったのは見開き丸々使って、畳の絵が描いてあったこと。
お話はある初夏の午後。 ツキコさんがセンセイにねだられて昔の話をするところ。 昔といっても、小学生だった頃のツキコさんの話。 ツキコさんには二匹の天狗がついていたという。 ココら辺、非常に川上弘美的。最近すっかり慣れた。
ツキコさんと天狗は別に一緒に冒険するわけでもなく、 同じように学校へ行き、塾へ行き、御飯も食べる。 だから物語も非常に淡々としていて、日常のようだ。 そして、その日常を私も幼い頃に体験していたのだろう。 私には天狗は見えなかったけれど、天狗のようなものは きっと私の周りにもいて、私の子供心を反映していたのだろう。 おそらく天狗は子供にしか付かない、 子供だけが感じられる何かを具現化したものだから。
ところで、話の中に「ハバ」という言葉が出てきた。 いわゆる「仲間外れ」、私も使っていた。 でも、大学に入ってからは全国的に皆「ハブ」と言っていた。 だから、川上さんが「ハバ」を使っていたので驚いた。それだけ。
|