| 2011年01月27日(木) |
BLCD「言ノ葉ノ世界」感想 |
BLCD感想。
「言ノ葉ノ世界」
原作/砂原糖子 制作/Atis collection
キャスト/ 藤野幸孝:平川大輔 仮原眞也:三木眞一郎 占い師:神谷浩史 シュウ:小野大輔
「言ノ葉ノ花」のスピンオフ。 ……というかパラレル的内容の作品です。 今回は心の声が聞こえる能力を持っているのが攻の方でした。 その能力故にすっかり人間不審になってスレまくってしまった攻・仮原は結構な人でなし男に成り果てていた。 しかしびっくりするほど正直で純粋で誠実な受・藤野と出会ったことから、仮原の人生は大きく変わってゆく。
そんな仮原が片手間にやっている雑貨屋の前に、ホームレスの占い師が店を出していた。 彼はかつて心の声を聞く能力を持っていたが、今は能力も喪い、恋人のことも信じられなくなり、世捨て人と化していた。 占い師は、不誠実な仮原に幸せは訪れないと暗く嘲う。
占い師の本名はアキムラカズヨ。 かつての恋人はシュウ。 「言ノ葉ノ花」の余村和明、長谷部修一と重なり過ぎるが、あくまでパラレルだと原作者はコメントしてました。
このCD、ぶっちゃけ占い師役に浩Cをキャスティングしてくれるかどうかが、購入するかしないかの分かれ道でした。 監督の阿部さんは前作のどのシーンでどんなBGMや効果音を使っていたかをきちんと踏まえて演出をされました。 おかげで、「言ノ葉ノ花」を台詞やBGMまで覚えてしまうほど聞き込んだ私のような人間にとっては、BGMだけで号泣できる良作となりました。
もちろん本作メインの三木さんも平川さんも期待通り、いやそれ以上の演技で大満足でした。 三木さんは酷薄で非情な男の初めての苦悩を、平川さんはどこまでも素直で優しい男の懐の深さを、絶妙に演じていました。 聞きながら、この攻の「ひどい人」っぷりにデジャヴを感じていましたが、それが同じ作者の「恋のはなし」だと気づいたときに目からウロコが。 砂原さんにとって三木さんはそんなに「ひどい男」な声のイメージなのか(笑)。
浩Cはですね、本当に素晴らしかったですよ。 「余村に似た誰か」を完璧に演じていました。 余村と限りなく近い、でもイコールではない、という難しい設定をきちんと理解してました。 最後の台詞だけ綺麗に余村と重なっていたのが計算なら、浩Cは声優として相当腕を上げたということになりますが、果たして真相やいかに。 そしてその最後のシーンで「言ノ葉ノ花」のテーマ曲が流れて「このシーンでこの曲か!」と大号泣。 小野Dのシュウは長谷部に似た誰か、ではなく長谷部まんまでした(笑)。 本人がそういう解釈みたいなので致し方ないか(^_^;) しかし本当にギャラ泥棒だな、小野Dは(爆笑)。 本当に最後の最後しか出番ないよ。 でも来てくれてありがとう。
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