2005年08月24日(水)  一生懸命なだけなのにな

我社で矢沢ブームが。「NANA貸し出し担当!」「天ない貸し出し担当!」「パラキス貸し出し担当!」で本がぐるぐる回り始めています。

初めてマトモに天ないを読みました。ほー…こういう話だったのかー…。
この作者で1つすごいと思うことがあって、それが登場人物たちの着ている服です。(ストーリーに関係ないのか)読んだ当時は「こんなの着ないだろ」とか「こんな靴履かないだろ」とか思ってた記憶があるのに、今着てるよ。履いてるよ。髪型は確かに昔なのに、服に全然違和感がないところが…。うーん。すごい。

晃。やっぱりリーゼントはないだろうって思うけど読んでるうちにあまり気にならなくなりました。嘘です。読んですぐ全然気にならなくなりました。(敗北宣言)でもやっぱり下ろした方が断然いい。
翠。(主人公なのにこの順番…?)『わかれる前はドロドロ状態だった』と言うセリフを読んだ時思わず「そんなシーンあったっけ?」とページを読み返しました。NANAを現在進行形で読んでる方からすれば極めてサラサラだ。爽やかにキラキラしてるよ…(特にトーンが…)。
マミりん。この人のエピソードがいちいちぐっと来ます。鉄人山田には一歩及ばずだがいい勝負だ!!というかこの漫画の切なさの85%は彼女が担っている気がする。ところで彼女が恋してたのって先生だと思っていました。男の先生すら出てきてないじゃん。どういう記憶力だ。
ケンちゃん。意外と出番が少なかった。もっと修羅場るのかと思った。
タキガワマン。そう言えばいたなあこの人…キャラが最後までいまいち掴めなかった。だから印象がないのかもしれない。もう少し黒いところ見たかったな…八戒みたいにさ…。

それにしても(登場人物が)よく泣く漫画です。一気に読むと余計…。恋愛関係の一喜一憂で泣くのはまあ置いておいて、友人を想って泣くっていうのは幸せなことだろうと。そして私も泣くだろうと思える友人の顔が沢山思いつくのは幸せなことだろうと。
そして最後の巻のあとがきを寄せているのが藤原基央ですげえなと。「独りでも生きていける強さなんてモノはいらん」と(当時)21にしてスッパリ言い放つ彼は天ないのあとがきにピッタリだ。


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cerri ■