2005年06月12日(日)  肉人形だ

「仮装敵国」観てきました。
7人の脚本家のオムニバス形式の舞台です。1話15分。

1素晴らしい愛をもう一度
妻ガテロに巻き込まれて死んだ。知らせを受けた内藤が現場に駆け込んだが。
「ここで終わりかよ!」序章過ぎて、妄想も働きませんて。ただこのまま進んだとして、多分にホラーか悲劇。

2MEAT DOLL
怪しげなセミナー。そこでは羞恥心や悔しさに動揺しないような肉体=ミート・ドールと感情を切り離し、ミート・ドールを自在に操る方法を教えている。
こんなの初めて見た!面白かった。いい後味で頭に残るし、15分でうまくまとめています。あの動き、練習したんだろうなー。九ヶ沢徹の眼鏡も良かった(外せない)。関係ないけど彼はパンフだとえらく老けて見えてショックでした。

3潜入
主君の密命を受け、敵の城へ忍び込もうとしている忍者7人。頭の服部が作戦の最終確認をしようとしたその時。
コントでありがちな感じ。笑えたけど、意外性がなかった。コングのキャラだけやたら覚えています。

4危険がいっぱい
元漁師の清掃員2人のもとに、やけに礼儀正しい場違いなイン入りが入ってくる。
オチは…オチはどこに。ホラーともコメディともヒューマンとも悲劇ともつかない。3人のキャラは好きでした。特に清掃員が好きでした。

5理想の部屋
世界中がシェルターでの生活を余儀なくされている近未来。地下基地では、総理を中心とした緊急会議が開かれていた。
笑った。こういうの好きです。言葉のせいで、シリアスが完全なコメディに。

6ONE ARMED FORCE
戦時下の某所。1人の兵士が横倒しになった柱にしがみつきながら、必死に爆弾の落下を食い止めていた。
ドタバタ話の天才脚本家にドタバタを収拾する気がまったくないとこうなるらしいということはわかりました。もう笑うしかない。ちなみにパンフにある大王のコメントは抜きん出て面白いと思う。

7スポンサー
旅館の一室、別れ話をしているらしいカップルが一組。そこへ食事の支度をしようと女将が入ってくる。
うまい!てんでばらばらだったオムニバスに意味を持たせましたね。さすがケラ氏。でも繋げただけだから、発展性とか想像の余地が全くないですね…。「終わらせるための話」。エンドロールみたいなものか。


見終わった後、なぜか「ああ舞台が好きだな」としみじみ思いました。何でだろう。


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cerri ■