今日は今日とて本能の赴くままに内臓が飛び出そうな咳をしていたら「すげーなオイ」と職場の男性に言われてしまった花の乙女です。皆さんお元気ですか。思うに咳と鼻をかむ動作だけはどんなに貞淑そうにしても無理ですね。そんな私は今日社内の健康診断を受けてきました。受ける前から健康じゃないことは私が一番よくわかっております。
今日の朝の挨拶は「GWどうしたよ?」でしたが巷ではどうすごしたのでしょうか。私の同僚に1人「橋作ってた」という人がいましたよ。どうやら新しく買った土地(山奥)に川が流れているらしく5メートルの橋を手作りしたという。そんな彼にあえて問いたい。それはなくてはいけないものだったのか、と。まあ咳まみれで筋肉痛になった腹部を庇いつつBANANA FISHのラジオCDを1人寂しくかつ感動して聴いていた人間には何も言う事はありません。えーん!
さてそんな訳で数週間空きましたが最後のCDレビューです。何だかんだで感動してしまったらしいんですよね、やっぱり。ラジオを聴き終った後呆然として単行本の19巻だけもう一度読んでしまいました。 それでも感動の最終回ですらツッコミ所があるのは否めない。そしてこれは私の視点が変だとか私がツッコミ好きだとかは恐らく関係ない。
もちろん本編を読んだことない方は読まれないよう。特にラストを知らない方は!
人物たち
○ブランカ 古田新太絶好調!出番多いっすね(当然だけど)!私この人が「歯っ歯っ歯*」と笑う所が好きなんだけど今回なかったのが残念。それでもシンとの掛け合いはなかなかイメージ通りで美味しかったです。もちろんセントラルパークでのアッシュとの会話も。いやそこはアッシュが美味しかったのか・・・。笑。でもフォックス大佐のところに乗り込んだ時1人だけ逃げたのにはビックリ。別に流れとしては変じゃないんですけどビックリ。
○マックス この人後半は完全に蚊帳の外でした。だって英二を人質に取られたアッシュがゴルツィネのもとに戻った後は最後まで一回も出てきません。ストーリー的にそれは可能なのか。可能なんですねー。見事な切捨てでした。伊部さんだって出たのにね・・・。まあでも個人的にマックスの声優さんはかなり微妙だったのである程度ホッとしてることは否めません。
○シン 言ってくれたんですけどねー。「ほんっとにボスになんかなるんじゃなかったなぁ・・・」。あまり感情こもってない!ノン!もっと感情を入れなさいマヤ!あなたは今シンなのよ!シンが泣く数少ない場面なのよ!(実はシンは意外と泣いていない)
○ユーシス いーんじゃないスか。いーんじゃないスか。ほんっっとに声優さん代わってよかったですね・・・。
○ゴルツィネ 恐ろしいことに違和感がないどころか妙にマッチしてきました。声優さんが感情を抑えてるせいかもしれない。ゴルツィネも露骨に笑ったり怒ったりする人ではありません。でも最期はやっぱり真っ白に燃え尽きるべきじゃなかろうかと。中途半端な死体遺棄は駄目じゃなかろうかと。でもアッシュに「ゴルツィネ!ゴルツィネ!」と叫ばれてよかったネ!本編にはないゴルツィネ役得場面。
○ラオ 哀しいかな第二のオーサー登場。私の硬派なラオはどこに。でも相も変わらず憎いアンチクショウでした。
○フォックス んー。まあ無難かなって感じです。下手じゃあないが上手くもない。もちっと声低くてもよかったかもですねー。
○フォックスの部下A(注:CDに何回もこの人が出てくるので) 声から推測するにこの部下は身長150cmありません。ねえ精鋭のフランス傭兵部隊なのにこんならんま1/2の八宝菜みたいな爺さん(想像図)がいていいんでしょうか。ある意味強いですが。
○ケイン ああもう!声高いな!あの喉の太さでこの高さは有り得ないだろう!紅の豚になっちゃっていいのにさ!
○アッシュ うん、うん。よかったですよ。感動する場面以外は。・・・なんでしょう古澤さん、普段はいい声出すくせに感情が高まるとやたらと裏声くさくなるんですよ。特に泣くところ。だからゴルツィネに「あんたを父さんと呼べだって?」と声を震わす場面はベリィ萌えだったのに「神さま、俺を代わりに―・・・!」等はかなりヤバかった。つまり台詞の盛り上がりと視聴者の感動が反比例しちゃってるんです。惜しい・・・実に惜しいよ・・・。
○英二 この人いなかったらもうどうしようもなかったかもしれないですね。プロは違う・・・全然違うんだね・・・選ばれた人なんだね・・・。手紙の出だしから、マジで涙腺にきました。泣くところでした。アッシュの感動的場面(反比例)がなければ。
ストーリーに関しては特筆すべきことは特にありません。というかラストにほぼすべて掻き消されました。その前に印象的な場面をいくつか。
○「俺は笑いすぎてきっと気が狂っちまう・・・!」 拒食症を患ったアッシュにゴルツィネが「養子にする」と告げる場面。アッシュがゴルビー(はいはい)に珍しく思いの丈をぶつけるところです。ここ、実は原作よりよかったかもしれません。アッシュが本当によわっちいんですよー(T△T)。それなのに、弱りながらもすんごい皮肉げに笑うのー(T△T)。「『痛いか?』・・・傑作だろう?痛みすら感じないと思ってたのさ!」「残念ながらご期待には添えないと思うな父さん・・・!」自分のことを「ファック人形」って笑いながら言うあたり、哀しすぎる。でも超気に入りましたこの場面。(キング・オブ・外道)
○英二、撃たれる 「コン、コン」。まって。何のためにわざわざノックするのあなたたち。 そしてブランカ登場。「(バン!)くっそう・・・!遅かったか!!ユーシスの命令とは言えできれば止めたかった!ここを探すのに手間取って!」なんでこんなに言い訳をしているんでしょうか。来る途中で寄り道でもしてきたんでしょうか。
○病室の英二とアッシュ (英二)「アッシュ・・・待って・・・!」 この後どうなったんでしょうこの二人。一切説明がありません。まさに妄想のなすがまま状態です(危険)。アッシュが英二の掛け声を振り切ってその場を立ち去ったと考えるのが妥当ですがあの届きそうで届かないシータとパズーの「海に捨てて・・・」の距離がそうするとない訳で!だって結局英二とアッシュはそれが最後の別れになってしまうじゃないですか。そう考えた時のあの距離の残念具合がなんとも言えないんですがねー。
○アッシュとブランカの別れ ここの余韻がナイスです。このCDはやっぱり余韻というか余白が少し足りません。吉田秋生特有のあの余韻が削られちゃってるかな。それが残念なんですが、二人が「・・・じゃあ元気で」「お前も」の余韻はなかなかナイスでした。ピアノのシンプルなBGMも。セントラルパークを去るアッシュの後ろ姿がまざまざと浮かびました。
○ラスト 「アッシュは1人になりたい時、よく港に行くんだ」ああああ最後までこれかよ!うわああああ図書館はどこにーーーーー。
でも泣けます・・・井上和彦のソフトボイス微笑み加減で『そして何より、君に会えた』ですよ!『僕は・・・何から君を守りたかったんだろう?』ですよ!しかもバイオリンのBGMで!ああ英二は彼しかいねえ!井上和彦ボイス万歳!
なのに・・・ なのに・・・ 「俺は・・・刺されたのか・・・血が・・・」
プッ(涙目で思わず吹き出す哀しい性) 実況中継いらないから・・・。涙。重要なのはその後アッシュがどうするかでー!散らばった手紙を必死になって集めるところとかも重要なわけでー!そんなすぐに意識混濁しちゃったらアンタ英二の手紙も果たして最後まで読めたのかどうか!「英二」って呼ばなきゃ!んで空港で英二がはっとしなきゃ!んでんで振り返るんだけどそこにはシンがい(略)
と、ここで一度気持ちを萎えさせてから再び英二の素晴らしい語りへ。BGMの旋律もなかなか理想的でした。『君は僕の最高の友だちだ』でうわああああああああってする間もなく声優紹介(激涙)。ああ・・・あの最後の最高の余韻はいずこに・・・。図書館ならもっとよかったですね。「・・・いい夢を見てるみたいね」となるはずで。でもそうすると事情を知らない視聴者は「あ、よかった。死んでないんだ」と思う危険性大ですね。そうなんだけど・・・願わくば原作を知らない人なんかうっちゃってラストは図書館にしてほしかったよ。情景描写も説明くさい台詞もいらないから。もう音楽だけで想像できまくるから(変)。
でもこれだけ言っておいて、実は結構満足してます。元でそんなに期待していなかったせいかもしれないし、1→2→3という具合に段々質が上がったせいかもしれない。買ってよかった。たまに3だけ聴いて自分の情緒を育てよう。
ああやっぱり語ってしまった。予定オーバーで語ってしまった。がくり。ねえ、なんで私こんなにこの漫画が好きなんでしょうね。誰か私と同じくらい好きな人いませんか。いませんね。ははははははは。ずーん。
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