2002年03月19日(火)  レッツカンカーン!

卒業者発表を友人と見にいきました。おかげさまで無事卒業できます。
合格者発表も外に張り出されていたんですが「そんなのどうでもいいから!」と教務課に一直線!若人の未来を何だと思っているんでしょううちらは!でもヤバかったんですよ私。留学していた時に取得した単位の変換が上手くいかないかもしれなくて。ガハ。想像するだに怖い。
卒業式は袴です。着物よりも袴に憧れてた人間なんで嬉しいですが、会場までそのカッコで行くのが嫌。




『ムーラン・ルージュ』観てきました。今週で公開終了なので、どこでも座り放題。だって600人席に観客16人(なぜ日劇で観られるのか疑問)。ロードオブザリングもこれくらい大きな画面で観たいなあ。でも大抵の劇場だと前後の席の段差がほとんどないから、前の人の頭が絶対邪魔になるんですよね・・・。イクスピアリは段差がすごいからどこに座っても非常によく見えるけど、逆に600人用ほどの大画面ではない。一長一短。
ちなみに友人はこれが13回目だとのことです。なんと!13回!負・け・た!私は今日と日曜で通算5回目のロードオブザリングを観に行く予定ですがとてもとても。

この映画は面白いほど独自の世界が出来上がっています。演出効果や映像効果による非現実的なまでの「芝居くささ」です。ストーリー自体はもうすっごくベタなんですよ。でもそれすら「芝居くささ」を盛り上げる一要素なわけで。
そして何といっても歌。パロディ具合と編曲の仕方が上手ー!1899年にマドンナやホイットニーの歌を次々に歌われても、全然不自然でない。あと主役2人の意外な歌唱力。笑。特にユアン=マクレガーの歌声にメロメロさ。もー!このマダムキラーが!(目の下のホクロが隠れ武器)私はああいうディズニーの主人公っぽい声に弱いです(←アラジン大好き)。多分生ではどうかわかりませんが、映画では立派にミュージカルになってました。キッドマンは自分の母親の前でも滅多に歌わないらしいのに。
私は特に文句はないです。普通好きな映画であればあるほどツッコむんですが、出番なし。すべてが「だってこういうお芝居なんだもん」で片付けられるんですよ。それがこの映画の一番すごいところで、一番の魅力だと思う。
ただ女は顔だという痛い結論に達しました。だってクリスチャンがサーティンのどこに惚れたのかいまいちわからんもーん!笑。


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cerri ■