2002年02月15日(金)  足の裏と生霊と少年の筋肉

『ホビットの冒険』(でいいんでしたっけ。なんか曖昧です)、半分くらいまで行きました。正・当・派!て感じのファンタジー冒険物ですね。さすが元祖。ファンタジーという時代に関係ないフィクションのせいか、幾度も改訂を重ねられたせいか、戦前の作品とは思えません。あるいは思えるほど理解してません(←問題)。早く『指輪物語』に移りたいです。や、これはこれで面白いんですけど、3月には映画が公開されちゃうし、その前に読み終わりたいんで。
しかし。
なんか若さのない集団だな・・・肉体的に。ヒゲのせいも大きいと思うんですが。ヒゲ!ヒゲの集団!しかも1人は足の裏に毛が!(注意:主人公です)いえいえ真面目なお話ですよ、皆さん。ただしょっぱなからこの足の裏に毛という描写が気になって気になって。



音楽雑誌『BREATH』に載っていた藤原基夫の写真がすっごく印象的でした。本人自身は美形というより、どちらかというと生霊って感じなんですが。カメラマンの腕が相当よかったのか、水族館を背景にした藤くんは普通に立っているはずなのに、どれも不思議に存在感バリバリで。写真なのに鳥肌が立ちました。あれがポスターになら、部屋に飾りたい。



『てるてる×少年』買ってしまった・・・。その漫画の情報を得てから数時間。早い。勝因は何といっても発行されてるう巻数が少なかったこと。巻数の多いものはその冊数を見るだけで気持ちがどんどん萎えてくる(読む時は別)。『西洋骨董洋菓子店』をあんなにさくっと買ったのも2冊しか出ていなかったから。笑。
さて、漫画の感想ですが。ドンドコにツボったよ(どんどこどんどこと和太鼓を力強く叩く感じを想像してください)。才蔵。才蔵。才蔵。ツボ・ワン→日頃のヘニョっちょさとキレた時のギャップ。ツボ・ツー→キレた時の美少年っぷり。ツボ・スリー→敬語。ツボ・フォー→眼鏡。眼鏡。眼鏡。しかしキレてる時はなぜか眼鏡なし(王道そして重要)。しの姫は、カッコイイ。多分かわいいという感想が圧倒的に多いと思うんですが、この子の「主」としての器に目がいってしまう。才蔵の回想シーンの彼女なんか、オットコマエだよなあ・・・そしてしの姫回想の才蔵は可愛い。笑。友人の言っていたとおり、13歳の男の筋肉のつき方が素敵。成人男性ならともかく、少年にああいう風に「綺麗に」肉付きをさせてあげられる漫画家さんってなかなかいないと思う。ストーリーの流れとか、キャラとか、絵とか、総合的にバランスのとれた漫画でした。早く2巻が読みてえ!
ハリーを漫画にするならこの人のハリーがいいな、と思いました。理由は聞かなくてもわかると思います。


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cerri ■