弟にU2のアルバムを貸しました。
「俺エアロスミスとゴッタにしてたよ。エアロってどんな音楽だっけ」 「私も違いがようわからないよ」 「そういう音楽はよく耳にするんだけどさ」 「そういうのってどういうの」 「うーんとね」 「MR.BIGとか?」←適当 「そうそう」 「GREENDAYとか?」←適当 「いやそれは違うかも・・・」 「MR.BIG持ってるなら貸してよー」 「持ってるんじゃなくて、昼の放送で流れるんだよ」 「なーんだ」 「そういうのが好きな奴がいるの」 「へー」 「つーか好きな教師がいるの」 「へー!!」 「英語の○○っていう教師で」 「渋いね。いいじゃん」 「うーん・・・あまり皆に相手にされてないけどね・・・」 「なんでさ」 「ノリノリなんだよ」 「いいじゃんノリノリ」 「若くてさー」 「若さの何が悪い」 「だって英語下手なんだもんよー。のくせに英語で授業とか始めるし・・・」 「ははーん」 「Hi everyone!とかノリノリで始められると、ちょっと」 「しかも下手」 「そう、下手」 「その先生が放送委員に洋楽を流させてるわけ?」 「つーか本人がDJやってる」 「・・・あのディー・ジェイ?」 「そーだよそれ」 「どこら辺がDJなのよ」 「・・・」 「?」 「・・・」 「ねえどこら辺」 「『ヘイみんな!俺はDAI!元気にしてるかー!!』」 (↑わかりますかこの英語にする感じ) 「ウヘエ!!」 「すげーだろ」 「すげーよ、そりゃすげぇ」 「毎週火曜日はどの教室も校内放送切ってる」 「嗚呼!」
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