2001年11月14日(水)  ザ・DJ

弟にU2のアルバムを貸しました。

「俺エアロスミスとゴッタにしてたよ。エアロってどんな音楽だっけ」
「私も違いがようわからないよ」
「そういう音楽はよく耳にするんだけどさ」
「そういうのってどういうの」
「うーんとね」
「MR.BIGとか?」←適当
「そうそう」
「GREENDAYとか?」←適当
「いやそれは違うかも・・・」
「MR.BIG持ってるなら貸してよー」
「持ってるんじゃなくて、昼の放送で流れるんだよ」
「なーんだ」
「そういうのが好きな奴がいるの」
「へー」
「つーか好きな教師がいるの」
「へー!!」
「英語の○○っていう教師で」
「渋いね。いいじゃん」
「うーん・・・あまり皆に相手にされてないけどね・・・」
「なんでさ」
「ノリノリなんだよ」
「いいじゃんノリノリ」
「若くてさー」
「若さの何が悪い」
「だって英語下手なんだもんよー。のくせに英語で授業とか始めるし・・・」
「ははーん」
Hi everyone!とかノリノリで始められると、ちょっと」
「しかも下手」
「そう、下手」
「その先生が放送委員に洋楽を流させてるわけ?」
「つーか本人がDJやってる
「・・・あのディー・ジェイ?」
「そーだよそれ」
「どこら辺がDJなのよ」
「・・・」
「?」
「・・・」
「ねえどこら辺」
『ヘイみんな!俺はDAI!元気にしてるかー!!』
               (↑わかりますかこの英語にする感じ)
「ウヘエ!!」
「すげーだろ」
「すげーよ、そりゃすげぇ」
「毎週火曜日はどの教室も校内放送切ってる
「嗚呼!」


   ×  


cerri ■