| 2005年06月24日(金) |
ブラジルをあと一歩まで追い詰めた日本 |
癒しの森683 日本のサッカー人気が一気に上昇するようである。なにしろ、世界有数のチームであるブラジルをあと一歩まで追い詰めたのである。試合後のジーコ監督も、これまで見せていたみけんのしわはすっかり消え、母国ブラジルに対し立派な試合をしたことへの満足感、それともプレッシャーからの開放感からか、晴れ晴れとした表情であった。
報道によれば日本は爆発的なスピードはないが、俊敏さに勝っていると言う。イタリアの表現で言えば「やぶ蚊のようなすばしっこさ」なのである。ともかく日本チームが世界に通用することが分かっただけでも大変なものである。中田英の攻守に渡るリーダーシップ、中村の飛び道具、加地の突破、そして大黒の得点感覚など各自が強烈な魅力を放っている。
ジーコ監督の頼もしい談話を引用したい。「W杯まであと1年ある。リフレッシュして出直しだ。この大会で選手が世界の超一流と互角以上に戦えた自信を持てたことが何よりもうれしい。日本が世界一になるのは、みなさんが考えているより早いと思うよ」このコメントに対する補足は無用である。
・ブラジルと 互角の戦い 鮮烈だ ジーコが目指す 世界の頂点
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